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スコおじのスコーン記録⑤「生クリームによるスコーン覚醒」

◎作成日・レシピ

作成日:2024/2/24(土曜)23:50
レシピ:薄力粉120g/強力粉80g/BP10g
    生クリーム85g/全卵40g
    発酵バター50g/きび砂糖25g/塩2g
    余熱200℃→200℃ 14分(下段)→180℃ 6分(上段)


◎感想・考察

焼成時間の黄金パターンを
ある程度掴んだ所で
一つ試してみたいレシピがあった。
それは、

“生クリームスコーン”

である。
生クリームを使ったスコーンの
レシピも幾つか見比べたが
その味についての説明は
どのレシピにおいても例外なく
「リッチ」「コクが増す」
「しっとり感アップ」

と、とにかくベタ褒めだ。

ある程度レシピも固まってきたし
ここらで一度この生クリーム
レシピを試してみようと思っていた矢先
最寄りのスーパーで
よつ葉の『純生クリーム』が売られていて
速攻で購入(しかも他のよりちょっと安い)

という訳で、
生クリームを使ったスコーンを
作るに至った訳だが
大抵の生クリームスコーンは
バターの油脂を兼ねるために
バター・卵不使用のものが多いけど
なるべく普段のレシピに近い形を
試してみたかったので
「バター・卵を使う」
「牛乳を生クリームに置き換えるだけ」
というレシピを色々探した結果、
こちらの2つがヒット。

いずれもしっかり
バターも卵を使っているが、
それ以外の部分は割愛して
あくまで原料の分量のみを参照。
冷凍バターをおろし金で
すりおろすとか
やってみたかったけど
今回はグッと我慢。

あとはいつも通り
スコスコとスコーンを作る。
焼き時間はここ最近の結果から
上述の温度・時間に。
そして、いつも通りに焼き上がり。
見映えは悪くない。
とりあえずいつも通りに
焼きたてを一つ食べてみる。

・・・あれ?

思ったほどの美味さが感じられない。
いや、普通に美味しいんだけど。
生クリームのコクとか
しっとり感とかは今イチで
とにかく食感の軽さが目立つ。

ところが。
一晩経って落ち着いた
スコーンを食べてたまげた!
これか!これなのか!!
とにかくコク深くて
しっとり感もバッチリ。
明らかに牛乳で作った
スコーンとの違いが大きく出た。
恐らく生クリームのスコーンは
冷めてから本領発揮するタイプ

リベイクの必要が無い。

ただ、食感があまりに
軽いのが唯一の難点かな。
牛乳との混合レシピにして
全粒粉を混ぜたら
これはもしや最強なのでは・・・
という淡い期待を抱きつつ
今回の記録を終えたいと思う。

精進します。

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