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2022年、お疲れ様でした!

皆さま、おはようございます!TSCの中の人です。

今日はついに大晦日。東北は冬もすっかり深まり、夜空の星座もこの季節を感じる顔ぶれとなりました。

2022年。コロナ渦3年目の今年は、対面活動に対する規制も徐々に緩和され、コロナ以前の生活が少しずつ戻ってきているように感じる年でした。スポーツでは、北京での冬季オリンピックやカタールワールドカップが開催され、世界中が声援で溢れました。特に甲子園では、仙台育英学園高校が全国制覇を達成し、東北に初めて優勝旗を届けてくれました。

私たち Tohoku Space Community にとって、今年はまさに飛躍の年でした。コロナ渦の厳しい活動規制から、だんだんと活動の幅が狭まっていく2021年。この厳しい年を耐え抜いた先輩方の意思を受け継いた私たち新世代は、時にTSCとしての存在意義を自らに問いかけながら、様々なことに挑戦してきました。

本日は、そんなTSCの今年の活動をゆるーく振り返っていきたいと思います!

1.運営の新体制

運営会議の様子

先輩方から引継ぎ、TSC 3代目となった私たちは、まず初めに、TSCがどうあるべきなのか、ということについて真剣に考えることにしました。これからTSCがどうなっていってほしいのか、それを明確にし、話し合いを通して運営の中で共有することで、これからの活動に一貫性を持たせることができると考えました。

私たち運営がTSCにあってほしいと願う理想の姿は、東北を宇宙で盛り上げたいと思う誰もが参加し、何かアイデアが生まれたときにそれらを共有し実行に移せるような環境を、加入してくれたメンバーに提供できるというコミュニティになることでした。

平たく言うと、誰からが手を挙げれば、それに興味を持った人が集まり実行する、と言ったクリエイティブな場を理想としていました。そしてそれは運営メンバー4人の共通認識となりました。

東北に住み宇宙を愛する多くの方が、まだ見ぬ同志とともに交流し、手を取り合い、新しい何かを作り上げる。そんな、美しい連鎖が生まれるコミュニティになることを目標にし、TSCは新たな一歩を踏み出しました。

2.Twitterの(ほぼ)毎日投稿


Twitter



まず、今年から始めたのが「Twitterの(ほぼ)毎日投稿」です!

先輩からの引継ぎを受けた私たちが初めに直面した壁が、深刻な人員不足でした(今も笑)。何よりも加入してくれるメンバーがいなければ、私たちが目指す姿には近づけないと感じ、まずは私たちを知ってもらうことから始めなければと思うようになりました。

そこで始めたのがTwitterの毎日投稿でした。

内容は東北と宇宙のどちらかに関わることであればどんなことでもよく、運営を含めた加入メンバーで7日間の投稿を担当することとしました。そして投稿テーマは各担当者が自由に決めてよいことにしました。

投稿内容は、非常にバリエーション豊かになりました。宇宙服の豆知識、星空と風習、宇宙クイズ、宇宙ニュース etc…。毎日の投稿に少しずつ反響が集まり、やがて他の活動にも少しずつ繋がるようになりました。

来年からも(ほぼ)毎日投稿を続け、宇宙と東北に関する様々なことを発信していきます!!

3. ITOMO

「メンバーどうしの交流を活発に。」

そんな思いから、対面の交流回を開催したことが、ITOMOの始まりでした。

初回交流会の様子

初めは、メンバーどうしで親睦を深めるためのものでしたが、その後運営メンバーが恒例化とシステム化を行い、「ゲストスピーカーが講演をし、次回のゲストスピーカーを決定する」という、イベントに昇華。さらに参加者の一般化とYouTubeでの発信を通して、宇宙と東北が好きな誰もが参加できるTSCならではのイベントへと進化していきました。

イベントの名前は、ゲストが次のゲストを呼ぶというシステムから、テレビ番組の「いいとも」のテレフォンショッキングにちなんでつけられました。


ITOMO 第一回の様子

毎回変わるゲストスピーカーのお話を聞いて、運営としてもたくさんの学びを得ることができました。

来年からも継続し、2ヶ月に一度のペースで続けていきたいと思います!

4. おでかけTSC

運営のメンバーはもちろんとびきりの宇宙好きなので、プライベートでも宇宙のイベントや施設に行くことがあります。

そんなメンバーの趣味を活用した企画がおでかけTSCの始まりです。


おでかけTSC 第三弾 「仙台市天文台 ベガ号」

おでかけTSCは、東北各地で行われる宇宙に関するイベントや東北各地にある宇宙・科学に関する施設に出向き、イベント及び施設のレポートをするといった企画です。

レポートした内容は、Twitternoteで公開し、魅力やアクセス方法などを広く発信していきます!

今年の11月から始まり、仙台市天文台とロボット・航空宇宙フェスタふくしまを紹介してきました!

来年からも毎月一度のペースで様々なイベントおよび施設をレポートしていきたいと思います!

5. 杜の都 天文塾

こちらは昨年から続けてきたイベントで、小学生に向けて宇宙を通して勉強の楽しさや面白さを伝えることを目標に運営してきました。

2022年7月 杜の都天文塾の様子

今年のイベントでは、「惑星の大きさと距離」「月形成の謎」「惑星の回転の物理」などを取り上げ、どの回に参加しても予備知識なしで楽しめるよう工夫しました。

このイベントは参加者の方や、イベントのことを知ってくださった多くの方々から励ましのお言葉やアドバイスをいただき、イベント内容を修正していきながら開催してきました。

来年以降はさらに発展させた「杜の都 宇宙塾」(後述)を始め、教育的活動に力を入れていきたいと思います!

6. 若者 SDGsアワード 優秀賞受賞

今年の最大の功績の一つは、仙台若者SDGsアワードで優秀賞を受賞したことでしょう。

仙台若者SDGsアワードとは、宮城県で活躍する若者団体が今年1年間で行ってきた活動に対して表彰する大会です。

多くの若者団体が参加するなか、TSCもお誘いを受け参加。直近一年の活動として「杜の都 天文塾」を中心に、私たちがこれまでしてきたことを全力でアピールしていきました。

優秀賞を受賞

すると、あれよあれよという間に一次審査を通過し、最終審査では優秀賞をいただくことができました!!

また、アワードを通して、仙台商業高等学校 商業情報部さんや在日インドネシア留学生協会 宮城支部さんなどとの交流もあり、賞以上にかけがえのない経験をすることができました。

アワード後の表彰式では、優秀賞のトロフィーをいただき、慶應義塾大学特任准教授の若新雄純さんや仙台市役所 市民局長の天野元さんとの仙台のまちづくりについてのトークセッションに参加させていただきました。

セッションを通して、TSCが仙台・東北という地にどのように貢献していけるのかを考えることができ、団体として成長していく大きなターニングポイントとなりました。

7.杜の都 宇宙塾(始動)

今年始まった、最も大きなプロジェクトはこの「杜の都 宇宙塾」です。

名前は「杜の都 天文塾」と似ており、実際プロジェクト内容も近いものとなっています。

このプロジェクトは3月末(日程調整中)に一般の小学生に向けた宇宙理学/工学の講座と観望会を行うというプロジェクトです。

「杜の都 天文塾」との違いは、

  • 天文学以外も勉強できる

  • 仙台市公認でのイベントである

ということです。

こちらのイベントは仙台市主催の「ユースチャレンジ!コラボプロジェクト」で採択された事業であり、仙台市 市民協働推進課の方からアドバイスをいただきながら進めていきます。

「杜の都 天文塾」に比べ、より多くの方に勉強をする楽しさや面白さを伝えることができるプロジェクトのため、TSC全体で最も力の入れている事業です!

最後に

どうだったでしょうか??自分たちで振り返ってみても本当にいろいろなことがあった年だったなとしみじみと感じます。

これからも僕たちが掲げる目的、「東北を宇宙でワクワクさせる」ということを胸に、来年からも更なる躍進を目指して進んでいきたいと思います!

今年は本当にありがとうございました!!!!

ありがとうございました!!

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