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どこかへ 2008年6月のインド

この時に初めてインドに行きました。
インドの南部カルナタカ州にマイソール(Mysuru)という古くからの街があり、そこに食品の研究所があります。
マイソールは少し不便なところで、当時はバンガロール(Bengaluru)から車で移動するしかありませんでした。6月1日の日曜に出国してバンコクで乗り換えてバンガロールに向かいました。
この時はGRデジタルを連れて行きました。

バンコクで乗り換えに何時間かあったので、バンコクに詳しい同行者に連れられてバンコク市内で少し早めの夕食をとりました。確かタイからのフライトは午後9時頃だったと思います。

タクシーの窓から見たバンコク市内(窓には網目の日除け?シート)

バンガロールに着いたのは深夜、翌日の朝食はMasala, Dosa(クレープのようなもの), Idli(蒸しパンのようなもの)とSambar(スープのようなもの)でした。素焼きのツボに入ったヨーグルトもありました。ミネラルウォーターはAquafinaかKinleyを選ぶように(他は避けた方が良い)と言われていました。

チェンナイから来た現地の人と合流し、車でマイソールに向かいました。車は運転手付きで借りますが、気候や埃の多い道を考慮するとエアコンのついたホンダかトヨタが必須だ、と現地の人に言われました。150kmほどの道のりですが、街中は渋滞があり、まだ舗装されていないところも多く、途中で有名だというお寺に立ち寄ったりして、途中で日が暮れました。夕食はロードサイドのレストランで食べました。ビリヤニのお店だったと思いますが、サワラのような魚のカレーが美味しかった記憶があります。ここでも食器はウエットティシュでよく拭いてから使うように言われました。

ロードサイドのインド料理店(Non-vegiもあり)

この後も何度かインドに行っていますが、夜中の道路上で象を見たのはこの時だったと思います。舗装されていたりされていなかったりの凸凹の暗い道を走っていると、車の前に2頭の象が歩いていて、車はその脇をすり抜けて行きました。一瞬のことでした。インドでは街中でも象を見ることがありました。街中の象はグレーで自然の中の象はブラウンです。野生の環境では砂浴びをしているので身体中に土がついていてブラウンに見えると聞きました。
今では道路もだいぶ舗装されていて、ブラウンの象にで会う機会は減っているかもしれません。

マイソールの研究所は宮殿のような建物でした。Central Food Technological Research Institute (CFTRI)と言います。確か、マハラジャが王女のために建てた建物だったと聞いたように思いますが、記憶が確かではありません。

CFTRIの正面玄関から前庭を眺める、各国の国旗など掲げられるのだろうか?
CFTRIの中庭、とても静かで凛としている

帰りも車で移動してチェンナイの事務所まで行き、6月4日の夕方の便で帰国しました。

ホテルの部屋のコップも個別包装

チェンナイのホテルでは部屋に備えられたコップが個別包装されていて、衛生的です、とラベルされてました。そこまでやるか?とも思いましたが、水だけでなく容器にも十分な注意が必要なようです。
行く前からだいぶ注意していたこともあり、お腹を壊すことはありませんでした。下痢止めとポカリスウェット(2L)と目の洗浄液を持って行きましたが、下痢止めは使いませんでした。
インド料理は美味しくて、移動の時間が読みにくいことと訪問先でご婦人方からすごく甘いお菓子をたくさん勧められることを除けば、好きな国です。


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