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節操がないママ友考

おかげさまで人生も折り返し地点に差し掛かったところで、

28歳の時に目標にしていたSOHOという働き方を実現することができました。

まさかのパンデミックで数十年前に思い描いていた夢を実現できるとは。


あ、それ、ただのテレワークですよね。

在宅でお願いできるかな?

というのが本当のところです。


自営業ではありませんので、厳密にはSOHOとは呼べません。

当時はWEB系の同僚の間では流行ったんです。

まだHTMLで一生懸命タグ打ちしていたあの時代。

「ゆくゆくはSOHOできたらな。結婚してからもできるし。」

なんて当時の仲間と語り合ったさ。



時代は移り変わり、なんの経歴もない主婦達が、

なにやらおしゃれで楽なことで自宅にいながらにして稼ごうとしている。

なんの実績もない主婦が!!

あ、よくわからない資格はあるみたいですが。

日本大丈夫??と思います。



前置きが長くなりましたが、ついこの間まで悩まされてきた

元ママ友Pさんですが、意外と小者でいらっしゃることがわかり、

私の傷も癒えてきました。

むしろ同情すら覚えました。

共通のママ友数人から聞いた話を口にするのもこちらに書くのも憚られるので、

オブラートと思いましたが、

やはりちょっと私が一人間として書くのも罪悪感を持ってしまうので、

読んでくださっている方々のご想像に委ねます。


見た目は綺麗なママさんでしたし、スタイルも良いので、

柄が悪いという風には見えませんでしたが、

親しくするにつれて違和感はありました。


・言葉遣いが悪い

・勉強をしてこなかった

・その場の雰囲気に流されてという経験が多い


という点が、私とは合わないと感じてはいました。

その違和感を感じた時点で、離れるべきだったのですが、

そんなことを考える自分は性格が悪い、私の考えすぎだと、

自分に言い聞かせて、ママ友という狭い世界で波風を立てないよう

付き合い続けて来ました。


よく彼女は過去に付き合ってきた男性の話をしていましたが、

本当にそれ以外何か人生のエピソードはないのかと思うくらい、

男の話しかしていませんでした。

遠まわしにモテたということが言いたかったのかもしれません。


そして突然の失礼極まりない絶縁メールを送ってきたことについて、

過去の会話を思い出しました。


彼女はある男性と付き合っていたのですが、

その彼とはただの遊び相手として彼女は付き合っていたそうです。

でも彼の方は真剣だったそうで、

ある日、結婚の話を持ち出された時に、

遊びのつもりだったんだけどと伝えると、

彼はショックのあまり塞ぎこんでしまい、

彼女の元から去ったそうす。

この話を笑いながら話していたのを見て、

正直ゾッとしました。


そして、絶縁メールのことと、この元彼の話で思ったのは、

彼女の根底にあるのは、

”裏切る快感”

なのではという考えに辿り着いたのです。


実際、他の男性との関係も、殆どが体だけのような付き合いだったそうで、

今のご主人のことも、私には、彼から猛アタックがあって

愛されるのもいいかなと思って結婚したと話していましたが、

他の共通のママ友には、妥協したと話していたそうで、

どちらが真実かはわかりません、

言い方を変えたら意味は同じではありますが、

ご主人が知ったらショックだろうなとは思います。


彼女のことを考えるのはもう止めよう、時間がもったいないと思っていましたが、

心の傷というのはそう簡単には癒えないものでした。

でも、現在の彼女になにか自業自得なことが起きていたら、

スカッと心の傷は一瞬で消えると思いました。

でも、そう思い通りにならないのが人生なのですね。

こちらから不幸に見えても、本人は気付かずに

自分は幸せと感じていることもあるので、

脳の思考回路は人それぞれなのでどうしようもありません。

おかしな人のことを考えても、永遠に理解できないですもんね。


考えないようにしよう、子供のことを考えよう、

家族のことを考えよう、仕事に専念しよう、

そう代わりに家族のことを第一にと思い始めると少しずつ彼女のことが頭から消えていきました。

そう消え始めた頃に、またぶり返すようなことが起きるんですよね。

試練ってやつですか?

乗り越える価値もない人のことをもう考えたくもないし、

そもそも関わる必要もなかった人なのに、

なぜ引っ張ってくるの?

と思いましたが、

彼女が起業して本格的に始動したことがわかり、

その内容を見ると、

”裸の王様”

な彼女がいました。


共通のママ友や友人達に伝えると、

もう私より以前に危険人物として見ていました。

怖い怖い、関わらないでおくのが一番。

でもまた新しいカモが引っかかって行きそうで心配と話すと、

友人の一人が、

「kissaちゃんじゃないから大丈夫よ!」

と、笑い飛ばしていました。


そうか、普通の感覚という普通とい言い方も

最近では疑問視されますが、

昭和生まれの普通という感覚は、

まだ善悪の区別がついていましたので、

とりあえず常識の範囲内での普通のママなら、

まず大金をなんてことない普通の主婦に払うことはないし、

そもそも初めから割り切っているので、

「お金の話が発生した時点で、たいていの主婦は

距離をおくよ!」と。


そして、


「kissaちゃんはおおごとにはしなかったけれど、

もし厄介な人からお金を巻き上げるようなことをしたら、

今度はただの絶交とか、そんなレベルじゃ済まされないと思う。

それに、下手したら裁判沙汰よ。」

と言われ、ふっと心が軽くなりました。


一見順調にいっているように見えることも、

実は水面下では必至に足をバタバタさせているかもしれないし、

外からは本当のところは分からない。

そして、このまま彼女が気付かずに、

今までのように人を馬鹿にして、利用して騙したり、

お金を支払わせるようなことを続けていたら・・・


なぜここまでお金に執着するのかも、

共通のママ友の話で理解できました。

そもそも共通のママ友が、もっと早く相談してくれたらと言ってくれて、

彼女自身は最初から踏み込まない付き合いしかしていないと。

kissaちゃんは親しくなりすぎた、深入りしすぎたのかもねと。


また別のママ友からは、

kissaちゃんは人から頼まれるとNoと言えない人ってわかるから、

そこにつけ込まれたと。


もう一つ、感じたことがありました。

昔務めていた職場で、他の記事でも書きましたが、

年下の美女の同僚から毎日攻撃されていました。

職場のいじめですね。

ある日、自分は勉強していい大学に入っても、

両親は姉と兄しか褒めず、いくら頑張っても私のことを褒めてくれない

と愚痴ってきたことがありました。

そして、

「kissaさんならわかってくれると思ったのに。」

と言われたのです。

一瞬???が頭をよぎりましたが、その後、

私に対する攻撃は、もしかして私を母親と錯覚して、

本当の母親には甘えれず、言いたいことも言えなかったのを、

私には甘えて、わがまま放題をぶつけてきたのかと考えました。

私はただの職場の同僚。年上ではあるけれど、5つくらいしか離れていませんでした。


Pももしかしたら、私はなんでもYesと言ってくれる。

なんでも言うことを聞いてくれる。

という考えが生じて、いつの間にかただのママ友なのに、

自分が甘えれなかった母親と重ねたのではとも考えました。

いや、ママ友だし。

でも、共通のママ友が教えてくれたPの生い立ちなどから、

家族との愛情といものに飢えていたが故の

私へのマウンティング、陰口、絶縁メールだったのかと思いました。

絶縁メール後も他のママ友に私の悪口を言い続けたり、

SNSをのぞいていたりと執着していることも聞きました。

Yes、Yesとなんでもお望みどおりにしてきましたが、

それがかえって彼女の地雷を踏んでいたことになっていたとは。


私はつい人を信じてしまいます。

そこをいいかげん直しなさいという時期が来ていたんでしょうか。

人を信じて裏切られたことなんて、幼稚園の頃からありましたよ。

それでも、ぐっと堪えて来ました。

出産後、手伝いに来てくれた母に、あの時はこんな気持ちだった!

なんて愚痴ったこともあります。

母からは、今更なによ!なんて言われましたが、

幼稚園や学校で起きた辛いことは、母には言えずにいました。

それでもやっぱり大事に育ててもらいました。

両親に感謝しています。

善悪の区別、人に迷惑を掛けない、

自分に正直であれ、

おてんとさまはみているよ

そう小さい頃から言い聞かされて来ました。


自分が感じた違和感に蓋をしてきました。

子供の頃は、嫌な友達がいたら、今よりもっと器用に距離を取り、

気の合う友人と過ごしていました。

なんでそんな意地悪言うんだろう、私はああはなりたくないな

と心の中でつぶやいては、次に気の合う優しい友人を探して、

楽しい時間を作り出していました。

そうこうしていると、嫌な同級生は転校したりして、

自然と自分から離れていきました。


今回の元ママ友Pについても、彼女が彼女自身の思考の中で幸せであれと思うように祈り、

私自身は彼女を早く忘れて、気の合う友人たちと楽しい会話をしたり、

美味しいものを食べて、有意義な時間を過ごすことにしようと思えるようになりました。

ここまでくるのに半年以上かかりましたが。


心が乾いた 寂しい人

攻撃してくる人は そんな人 

信じてくれる人を笑いながら裏切る人

自分のことも信じられない

かわいそうな人




ひもじい思いをしても強く真っ当に生きている人もいます。

でもPは違ったようですね。


幸せそうな人を憎み、信じさせて一気に陥れる。

そこに快感を覚える。


自分が傷つきたくないから、

そうやって自分を保って生きてきた、

かわいそうな人。


子供の幼稚園時代の3年間(卒園後も継続中)、心的外傷だけでなく、家計のために始めたパート代、高校受験でいうと6校分の入学金くらいになる金額を、あるママ友に搾取されました。ママ友、同僚からのいじめ、ねずみ講ビジネス勧誘に悩まされている方のお役に立てられれば幸いです。