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日本の金持ちはチャリティーしない人ばかり

「弱者を無条件に助ける」のは〝頭の弱い人〟で、ひろゆき氏VS高須院長のバトルが「またもや勃発」

そもそもの提言「無条件で弱者を助ける」が論点ずらしだからね。

元発言のお金持ちがなぜその発言に至ったかは知らないけど、誰も「全財産を投げ打って貧乏人に分け与えろ」とは言ってないと思う。

かなり潤ってる人たちがチャリティー活動してくれたら世の中どんだけマシになるか、ということなんだけどね。

高須院長は反吐が出るほど嫌いだけど、医療では「全ての人を助ける」原則があるという話は正しいと思う。

とはいえビジネスもしないと食ってけないから、美容医療では高額の報酬を受け取るというのも当然だし。

「じゃあお前のクリニックの治療費無料にしろや」は、完全な屁理屈。

日本の金持ちはチャリティー活動しない人が多い。

アメリカのテレビでクイズ番組やなんらかのチャレンジにセレブが挑戦していたとして、支払われる「賞金」については、「私が力を入れているチャリティーに全額寄付します!」と言ってオーディエンスを盛り上げるのが普通。

「賞金で洗濯機を買います!やったー!」というのが日本のセレブ。

私はこれにいつもがっかりする。
すでにお金があって影響力があるなら、チャリティーなんかお茶の子さいさいのはずなのだ。
それを全然活かさず、ただ歓声だけ浴びている日本のセレブ。

「弱者を助ける」ことが当たり前じゃない国なんだろう。
「弱者を助ける」ことに慣れていない。
「弱者を助ける」ことは損だと思っている。

日本の「自己責任」論に繋がると思う。

世の中は平等じゃないから「自己責任」で全ては片付けられない。
「自分が同じ立場だった場合」を考える想像力が必要だが、日本の有名人にこれに長けてる人をあまり見ない。

生きていれば自分もいつか誰かに助けられるのだから、「できる限りのヘルプをする」と常に念頭に置いて行動するのが結果的に皆のためになる。

見返りがなくとも助ける人を、「頭の弱い人」と言って嘲笑う人は、果たしてどれだけおつむが強いのだろうか。

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