harada™︎

フィンランドをもっと好きになる moicafe.com

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マガジン

  • 誰かが淹れてくれたコーヒーはおいしい

    ここでは、カフェで常連のお客様にだけこっそりお話しするようなエピソードを書いています。固有名詞や少しプライベートに踏み込んだ内容も登場するため有料とさせていただきました。メニューは以下の通り。 まず、読み物を月3〜4本程度。内容は、「やさしい気持ちになれる話」「日々の暮らしに刺激となる話」「クスッと笑える話」に限定します。読んでよかったと思っていただきたいので。 さらに、活動日誌を随時公開します。 フィンランド関連プロジェクトの最新情報や、現在進行形の企画、アイデア、イベントの情報なども可能な限り現在進行形で公開していきます。コラボなどに関心のある方もチェックしていただけると嬉しいです。そして、たぶん趣味の話なども。

  • 日めくりフィン語辞典

    フィンランドを知るにはまずフィンランド語かも。というわけで、古い参考書を紐解きながらフィンランド語の辞典を書くことにしました。

  • マイッカ灯台美術館

    Maikka Majakka Museo。フィンランドのアートについての連載です。絵画編、デザイン編、建築編、テキスタイル編、そしてアキ・カウリマスキ編も。

  • フィンランドのカレワラを旅する

    フィンランド国民的叙事詩『カレワラ』の世界を旅しながら、深い深いフィンランドの森へと迷い込んでいきます。ガイドブックは『フィンランド叙事詩 カレワラ』(岩波文庫)です。 ▪️clubhouse配信レポートのお知らせも。

最近の記事

日めくりフィン語辞典 | vappu

5月1日はヴァップの日。フィンランドでは春の訪れを祝って、みんなで学生帽を被り、ピクニックへ行って、ドーナツを食べるそうだ。これらはみんなインターネットで得た情報なので、すべてが間違ってはいるわけではないと思うけど、やっぱりどこか間違っているだろう。 日本でいうメーデー。といっても何の日なのかよくわからない。たしか誰もがモッズコートを羽織って、ベスパに乗って、スカやノーザンソウルなんかを聴くんじゃないかな、たぶん。 ▽ 毎年、前日の4月30日にはヘルシンキのマーケット広

    • マイッカ灯台美術館〜フィンランドのアート

      Maikka Majakka Museo。マイッカ灯台美術館。ここからお届けするnoteマガジンのタイトルです。美術館だと正確には「taidemuseo」としたほうがいいのかもしれませんが、ここは語呂を考えて「museo」にしました。内容はフィンランドのアートについての連載です。 * 小説『ムーミンパパ 海へ行く』の中で、ムーミン谷が恋しいムーミンママは灯台の壁に絵を描きます。灯台の中の美術館です。灯台はフィンランド語で「majakka」。まやっか、まぁいっか、まいっか、

      • フィンランドのカレワラとリョンロット

        ◾️ フィンランドの国民的叙事詩『カレワラ』をご存知ですか? フィンランドの神話、伝説、民話、それとも昔話? 叙事詩というものがよくわからないので、とても難しそう。調べてみると「叙事詩」というのは、物事や出来事を題材にした長い韻文のことをいうそうです。 ぼんやりと琵琶法師のうたう『平家物語』のようなものをイメージします。きっとフィンランドの人たちもカンテレ(フィンランドの民族楽器)を奏でながら、『カレワラ』をうたっていたのではないでしょうか。 2024年4月には「19

        • 音楽をもう一度|moikka musiikki

          Moiのウェブサイトにて毎週お届けしていたclubhouse report。2024年3月31日にレギュラー配信の最終回を迎えました。ところで記事タイトルがいつも曲名だったことにはお気づきでしたでしょうか? それらはレポート内容からイメージした自分の好きな曲を選んでいました。それらの曲を集めたプレイリストをつくったのでぜひ聞いてみてください。再生時間がトータルで7時間以上ありますけれど、笑。 * moikka musiikki 2021-2022 * moikka

        日めくりフィン語辞典 | vappu

        マガジン

        • 誰かが淹れてくれたコーヒーはおいしい
          初月無料 ¥400 / 月
        • 日めくりフィン語辞典
          1本
        • マイッカ灯台美術館
          1本
        • フィンランドのカレワラを旅する
          1本
        • 喫茶ひとりじかん
          20本

        記事

          自分を生き続けること〜フィンランドの高齢者福祉

           先月の2月16日、仙台フィンランド健康福祉センターのオンラインセミナー「フィンランドの高齢者福祉の今と未来~個の尊重と人を支えるテクノロジー・ネットワークのあり方~」を視聴しました。その覚書としてnoteに残しておきたいと思います。  講師は、フィンランド在住30年のヒルトゥネン久美子さん。フィンランドの教育や福祉の分野で通訳やコーディネート、またフィンランドのライフスタイルなどについてのセミナーを開催され、フィンランドと日本の架け橋として活躍されています。  フィンラ

          自分を生き続けること〜フィンランドの高齢者福祉

          アルヴァ・アールト 3つの十字架の教会

          初めて訪れたヘルシンキ。とくに目的もなく気ままな一人旅だったので、いくつもの教会を訪れました。大聖堂にウスペンスキー、聖ヨハネ教会、テンペリアウキオやカンピ礼拝堂など。いま思うと言葉がわからないので、できるだけ人に会わないように、話さなくてもよいようにという理由だったのかもしれません。 それまで「教会」というものは、物語や絵本の中だけにあるものでした。お寺や神社に慣れている自分にとっては教会の建物の中に入ることはとても敷居の高いことでした。ですが、フィンランドの旅を思い出す

          アルヴァ・アールト 3つの十字架の教会

          あかりを灯すもの 〜 LAPUAN KANKURIT 表参道

          雨降りの表参道です。 大通りから路地へ少し入ると、それまでの喧騒が嘘のように静まります。にぎやかな場所が得意ではないので、あまり頻繁にくる場所ではありませんが、こちらのお店の前まで来るとホッとひと息つけるような気がします。 そのお店とは、LAPUAN KANKURIT 表参道のこと。テキスタイルなどを中心としたフィンランドのメーカー/ブランドです。もうお店に来るのは5回目くらいなので、目をつぶっていてもたどり着けます。 傘をくるくると回すような気分で、慣れたふうに路地を

          あかりを灯すもの 〜 LAPUAN KANKURIT 表参道