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新生ガンバ宇佐美かそれとも

昨日、ガンバの公開練習がありました。
その中でもやはり気になったのは復帰の宇佐美のポジション。
後半の練習試合ではレギュラー組のFWとして出場。
まぁ、これは予想通りというか。
ツネ式3バックを採用している今、サイドアタッカーはおらずWBを置いているので彼の起用はFWだろうと予想は安易に出来た。

そして、デビュー前から宇佐美を追っかけてきていた、”宇佐美スト”を名乗る私ですが。やはり、宇佐美には得点力を求めた方が扱いやすいと思う。

(これはデビュー年の17歳の宇佐美と20歳の私)

西野監督時代はトップ下やウイングで上手く遠藤や二川が宇佐美を使っていた。長谷川監督時代はFWにコンバートされJ2半年で得点王争い、J1でも得点量産。しかし、代表でサイドで使われると何故か長谷川監督もサイド起用。それによって守備の負担が大きくなり、ゴールから遠ざかる結果に。

長所が分かりやすい分、短所も目立ってしまう。それが宇佐美。
と言いたい所だったが、デュッセルに移ってからは見違うように守備をするサイドハーフに変貌していた。

宇佐美にイノベーションを起こしたのはこの方、前デュッセルドルフ監督のフンケルさん。

私は今でもこの方がデュッセルドルフの監督だったなら宇佐美は帰国しなかったのではないかと思ってます。
それほどに起用の意図が分かりやすく、「ベンチ・ベンチ外・スタメンの理由」を明確に伝え、課題を提示していたのです。
宇佐美にとって西野・長谷川両監督以外で唯一の当たり監督だったのでは?と思ってます。

話は飛んでしまったが、守備をしっかりとするようになった宇佐美。
とはいえ、最大の武器はドリブルやシュート意識のたかさ、そのクオリティ、なんといっても腰から下の筋肉のしなやかさ。
そこを活かすには守備ができるようになったからといえ、WBではなく。
FWだろう。

しかし、昨日の練習では前半のサブ組に回った宇佐美が入ったポジションは・・・まさかの  

インサイドハーフ

マジかよ・・マジかよツネさん。
まぁ、サブ組みということはあくまでオプションなんだろうけど。
今のフォーメーションだとインサイドハーフのポジションには相当な運動量が求められる。守備に攻撃にスプリントが必要。
仮に倉田・宇佐美・矢島の3インサイドだと。
鹿島の様なカウンターを得意とするチーム相手には中央をガンガン突かれてしまうのでは?
後ろに今野や明神タイプがいればいいけど、そういう選手を全然起用しないし。

とはいえ、完全なパサーでない彼ならドリブルで突っかけて一枚剥がしてからウィジョ・アデにパスを出せると思うとかなり効果的ではあるような気もする。
これが可能なら、新生宇佐美の誕生も夢ではないのでは?

なんて、宇佐美ストの私は夢を見てしまうのでした。

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