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【社員インタビュー#3~後編~】「正確性」にとことん拘る!ビジネスプランニング部長 矢津俊輔

こんにちは♪ Tokio Marine X 公式note編集部です。
前後編に渡ってビジネスプランニング部長・矢津俊輔のインタビューをお届けしています。
後編では、Tokio Marine Xにて新たな領域にチャレンジしている“現在”と、今後実現していきたい“未来”、今後の生き込みなどについて聞いてみました!是非ご覧ください♪

▼前編はこちらからご覧ください♪

東京海上グループ全体のケイパビリティを最大現に活用

―出向先から東京海上日動の経理部に異動した後、Tokio Marine X少額短期保険(株)(以下、Tokio Marine X)へ出向されますが、今回の出向も希望されたのでしょうか? 

矢津   経理部に異動してからも、規模の小さな国内子会社への出向を希望していました。東京海上日動キャピタル(当時)の経験を経て、”規模の小さな会社における裁量の大きさや意思決定のスピードに面白さ”を感じるようになっていました。ただ、Tokio Marine Xのようなベンチャー・スタートアップに近い会社(当時、Tokio Marine Xの社員は2名 )に出向するとは思っていなかったので、異動先を聞いた時は、非常に驚きました(笑) 

―前回の出向先と Tokio Marine Xでは、異なる事はありましたか? 
矢津 前回の出向先では、会社の運営が主な業務でしたが、Tokio Marine Xではゼロから会社を作る事がメインのタスクであったため、自ずと役割は異なりました。正直、最初の頃は不安の方が大きかったですね。 何から手を付けたら良いかも分からないような状態でしたが、東京海上グループのノウハウには大いに支えられました。グループ内に必ず専門的な知見を持った方がおり、その皆さんが例外なく協力的であったことには大変感謝しております。また、グループ会社向けの各種ひな型などのツールが豊富に整っているため、全くゼロから起業する場合に必要な労力を大幅に省略することができました。創業メンバーではどうすることもできない、会社としての信用力は東京海上グループの看板が大きな影響力を発揮しました


Tokio Marine Xではどのような業務を行っていますか?

矢津  Tokio Marine Xではビジネスプランニング部(BP部)に所属しており、主に「経理」「ITシステム」の2つの領域をカバーしています。
「経理」領域では、会社における日々の膨大な取引データを取り纏め、決算作業を通じて財務諸表や計算書類といった事業レポートを作成します。これらのレポートを、監督当局である関東財務局をはじめ、様々なステークホルダーに、適時適切に開示していくことがミッションとなります。
「ITシステム」領域では、Tokio Marine X が少額短期保険業を安定的に運営できるよう、要となる基幹システムや職員が利用する業務インフラなどの導入・管理運営を取り纏めています。

これまでの経験が活きそうですね!
矢津  自分自身の経験をフル活用できるポジションだと思います!経理部の一般的なキャリアだと、出向することはあっても経理の枠から離れる事は少ないので、一度目の出向の際に経営に近い業務に携わる事が出来たのは、大変貴重だったと思います。
 

正確性と迅速性の両輪を意識した挑戦をしていきたい


―矢津さんが、働く上で大切にされてきた価値観を教えてください。
矢津  組織で求められているものを把握して、役割や業務に応じて、正確性と迅速性のどちらに比重を置くのかを柔軟に考えること、だと思います。
経理部の時は、正確性と迅速性の二律背反を追い求めるという意識こそありましたが、どちらかと言うと正確性(=間違ってはいけない)という意識が強かったです。一方、東京海上日動キャピタル(当時)では、経理部の意識を持ち過ぎず、迅速性に比重を置くように意識していました。

―現在、Tokio Marine Xのビジネスプランニング部長として、どんな拘りをもって働いていますか。
 
矢津 Tokio Marine Xは東京海上日動グループのR&D機能を担うため、仮説検証サイクルに拘り、経営目標の達成に向けて機動的に対応していきたいと考えています。その際、特に正確なデータを扱う事には拘りたいと思います。仮説の前提になるデータは正確でなくてはいけない。正しいデータの上で、仮説が間違っているのであれば、修正は出来ると思いますが、前提となるデータが誤っていると、仮説の背骨が壊れてしまうので、ファクトを突き詰める事は拘りたいと思います。

―これからTokio Marine Xをどのような会社にしたいですか?
矢津  社名を決める際、「既存の保険会社とは異なる会社になりたい」という意識を持っていましたが、あくまで我々も保険会社。保険会社の伝統的な在り方を大切にしながら、存在感を出していきたいと考えています。
金融サービスは人々の生活の基盤となる様々な仕組みや技術を開発提供し、我々の生活をより豊かにしてくれます。保険会社は金融業に含まれるものの、生活をより豊かにするというよりはお客様の“いざ”に寄り添うことを本質としてきたと考えています。Tokio Marine Xでは、こういった保険会社の伝統的な在り方を大切にしながらも、新たな視点を持ち、人々の生活をより豊かにするために我々がどういった貢献ができるのか常に考え、既成観念にとらわれず挑戦し続ける会社にしていきたいです。



矢津さんは、多様なキャリアを歩まれていましたが、振り返ると全ての経験に意味があり、現在に繋がっているように感じました。
インタビューを行っていて、矢津さんの価値観の軸は、「正確性」だと思いましたが、様々な立場を経験されて、ご自身の価値観の軸をアップデートし続けているように感じます。Tokio Marine Xでの経験を経て、矢津さんがどのように変化していくのか、また何年後かにお話を聞いてみたいですね♪

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