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バイク盗難お見舞い保険の開発秘話に迫る!? -後編-

前後編に渡って、第一弾商品の開発秘話インタビューをお届けしています♪
後編では、株式会社ローソン(以下、ローソン)と共同で行った商品開発ストーリーや、阿吽の呼吸で商品を企画する取締役社長の宮谷とビジネスデザイン部長の入門の出会いについて、聞いてみました!

▼前編は下記よりご覧ください!

ビジネスパートナーとクロスオーバー(X)


ーー第一弾商品のビジネスパートナーがローソンとなった経緯を教えてください

宮谷 会社の設立は2021年12月の社内会議で承認されましたが、会議に付議する前からビジネスパートナーおよび第一弾商品の候補を検討していました。協業の話をさせて頂く中で、具体的な商品イメージがつき、また社会的に意義がある商品を一緒に企画させて頂けそうな気がしたため、第一弾商品のビジネスパートナーとしてローソンとアライアンスを組ませていただくこととなりました。

ローソンと東京海上日動は「コンビニで保険に加入する文化・商慣習を形成したい」という想いのもと、ローソン店舗に設置されているLoppiを通じて バイク自賠責保険や自転車保険、ちょいのり保険(1日自動車保険)等を販売しています。いずれも社会的意義が高い保険商品ですが、特に自賠責保険は被害者救済のための保険(強制保険)であるため、コンビニはその普及に大きな役割を果たしていただいております。

ローソンとバイク自賠責保険の更なる普及に向けて協議を進めていく中で、世の中で顕在化するバイク盗難ニーズに着目しました。盗難ニーズに応えた商品を開発し、バイク自賠責保険の加入者にセットでご案内することで、バイク自賠責保険の付加価値を高め、バイク自賠責保険の普及件数を拡大できるのではないかと考えました。

ローソンで加入したバイク自賠責保険のご契約者に対して、満期が到来されるタイミングでSMSや加入案内メールを送り、バイク盗難お見舞い保険をご案内することにしました。

商品開発を本格的に始める前に、500人の方に盗難保険のニーズがあるか、ローソンと共同で調査を実施しました。

バイクの盗難は未だに 1 日に 30 件程度(※1)発生しており、社会的に大きな問題となっています。調査によればバイクユーザーの約 80%(※2)がバイクを「日常生活の移動手段」として使用しているにも関わらず、盗難被害に遭った際の補償に加入している方は少なく、バイク盗難に関するサポートが不足している現状がありました。

(※1) 出典:(平成 30 年~令和 2 年)警察庁 刑法犯の統計資料より。
(※2)令和4年 2 月インターネット調査。

こうした社会課題に対し、「コンビニで保険に加入する文化・商慣習を形成する」ことを共に目指しているローソンとクロスオーバー(※3)することで、これまでご提供できていなかった商品を開発することができたと感じています。

(※3)クロスオーバーは、異なる要素がお互いの境界線を越えて混じり合うことを意味しており、他業界の市場をリードされている事業者と保険業界が商品企画から共に行うことで、新たな発想・イノベーションを創出することを目指しております。

保険業界を面白くするのは俺たちだ。


ーーちなみにお二人は阿吽の呼吸で仕事をされていると感じているのですが、お互いどのような印象を持っているのでしょうか?お二人の出会いなども教えてください。

入門  私は2017年から東京海上日動の個人商品業務部にいたのですが、その時から、多くのお客様を抱える企業とアライアンスを組み、オーダーメイドで保険商品を作るような体制が必要だと考えていました。
2019年にそのような企業とのアライアンスを組む専門部署(デジタルイノベーション部)を立ち上げた宮谷さんはよく個人商品業務部に現れていました。鋭い目付きで雰囲気が極めて異質であり、”この人はきっとすごい覚悟を持ってこの会社に入ってきたんだろうな”、ということを一瞬で感じました。
その後、ご縁があり、Tokio Marine Xで一緒に仕事することになりました(笑)。



宮谷 入門の印象も個人商品業務部の中で異質な存在だなと思っていました。仕事で発揮している専門性もそうですが、プライベートでもたくさんビジネスを立ち上げているという話を聞いて、なんか東京海上日動らしくない面白い後輩だなと思っていました(笑)。
特に強い繋がりや接点があったわけではないけれど、いつか一緒に働けたら楽しそうだなと思っていました。


取締役社長 宮谷恒平 × ビジネスデザイン部長 入門大介

宮谷 我々は社員が7人の実質スタートアップ企業なので、社長だけでなく、全員が経営マインドを持っていて欲しいと思っています。入門は、自ら課題を設定し、事業を立ち上げていくという、アントレプレナーシップのマインドを持っており、素晴らしいビジネスパーソンだとおもいます(褒め過ぎかな(笑))。
また、自分と同じ同類・匂いがしており、きっと性格や嗜好を10個の分類に分けたら同じ部類に入るし、100に分けても同じ部類に入ると思っています(笑)。


Tokio Marine Xにたくさんのご意見をお寄せください!


ーー最後に記事を見ている方に商品への想いも込めて一言お願いします!

入門 
まず当社のホームページに皆さんに来てもらいたいです。こういう少額短期保険会社が立ち上がったことを、多くのお客様やビジネスパーソンに見てもらいたいと思っています。
また、当社のホームページからバイク盗難お見舞い保険の専用Webサイト遷移し、バイク盗難お見舞い保険に加入できる形になっています。バイクを持ってる方は是非加入をご検討頂けると嬉しいです。

宮谷 これからパーソナル(マイクロ)モビリティが市場として大きくなると考えています。
バイク市場は保有台数など右肩下がりですが、電動キックボードの普及などパーソナル(マイクロ)モビリティが大都市圏を中心に徐々に拡がっていくと私たちは見立てています。日本国内において安心してモビリティを使えるような社会を実現していきたいです。

その為には、何が必要でどのような改善を期待されているのかなどお客様の声をしっかりと聴いて、UIや付帯サービスなど商品の改善をしていきたいと思います。当たり前ですが、顧客起点で商品改善をしていきながら、一日でも早くお客様にとってなくてはならない存在になれるよう取り組んでいきたいと考えております。

※撮影のためにマスクを外しています。
※このページの情報は掲載日時点のものです。

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