この記事は2021年10月2日に、現在の拠点であるpixivFANBOXに掲載した日記と同じ内容です。pixivFANBOXは、雑記や月報、ドネートしてくださる方への新作情報早期公開の場として利用しています。雑記は基本的にnoteと同じく基本無料記事ですが、たまに全体公開に適さない内容の場合は111円のサブスク記事として投稿しています。こっちでは無料公開ゾーンを設定できるので、再掲してみました。

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陸上競技観戦が好き

　スポーツ競技観戦で私が一番面白いと思うもの……それは陸上競技のトラック種目である。
　スポーツ競技って、ルールが複雑だったり、どの程度凄いことをしているのかが分からなかったりするものが多いので、そうした場合、素人にも理解できるような的確な解説が必要不可欠となるのだが、ただ映像を見ているだけでワーッとなれる（「何してるのかわからん……」みたいな阻害要因がほぼない）のが陸上競技のトラック種目ではないかと思っている。とくに走るやつ。面白すぎて無限に観ていられるんですよ。

　わけわからん速度で走ったりしている時点で「この人たち、同じ人間か……？」みたいな感覚があるのだが、そこに人種的な身体能力のパラメーター差や、それを考慮したレース展開における作戦などが絡んできて、とくに中長距離とかはそこらへんの駆け引きも見ているだけで伝わってくるので楽しい。

　直近での観戦の記憶は東京オリンピックなのだが、パラパラと飛ばし飛ばし見ている中でもやはり陸上トラック競技の走るやつ系は目が離せなかった。
　とくに「この世で一番面白いな！」と思ったのが、男子10000ｍ決勝と女子1500ｍ決勝でした。

　男子10000ｍは、確か序盤から結構名のある凄い選手が一人で大逃げをぶちかまして、他の一団からトラック半周くらい（トラック１周が400ｍなので200ｍくらい。画面で見ると凄まじい差の開き方である）の差をつけて走っていたんだけど、やはり後半で追いつかれて呑み込まれてましたね。こんなことして１位になったパターンは見たことないが、やはり自分がベストな走りをするための作戦だったのでしょう。
　序盤～前半あたりで優勝候補の選手とかに差をつけられてしまうと、差を埋めるというのは基本的に困難で、後半～終盤のものすごいギアが何段階も上がる競り合い（アフリカ系の選手がそういう走り方をする）でついていけなくなるので、上位を狙ってゆくにはとにかく先団から遅れないことが重要なのだ。
　10000ｍは400ｍのトラックを25周もするので、展開も起伏に富んでおり、面白いですよ。

　あと、女子1500ｍ決勝は、確かめちゃくちゃ蒸し暑い日（日本の気候の中でも一年を通じてここまで酷いのはなかなか無い、日本人でも外出たくない……みたいなコンディションの日）で、これは走る人たちがとにかく気の毒だった。走り始めて、まだ体力を全然使ってないだろうと思う最初の方で何人かが棄権していたので、脚を痛めたとかそういのじゃなく、純粋に走り始めた瞬間「あっこれ無理だわ」みたいに思ったのではなかろうか。とくにエチオピアなんかは乾燥した気候であるらしいので、上位を狙える有力候補みたいな人が（他競技も含め）あっさり棄権したりしてましたね。日本の気候であれば今くらいの時期にやるのがちょうど良かったのだろうな、とは思う。それでも最後まで走ってデッドヒートを繰り広げた選手の人達にはリスペクトの念しかない。
　1500ｍだとトラック４周程度で決着がついてしまうので、「最初からスピードを落とすことはせず、なおかつ、それなりの距離を走る持久力が必要。なんかずっとダッシュしてる感じなのでは……？」という凄まじい競技であり、これも大変見応えがあります。

ウマ娘をプレイしている

　競馬に関しては全く知識のなかった私ですが、『ウマ娘 プリティーダービー』がリリースされてから、ゲームを遊ぶようになりました。
　もともと人間の陸上競技だけでも面白いのに、それを人間の姿をしたキャラクターが、信じられないようなスピードでものすごい距離を駆け抜けている……なんだこれは……ていうか人間の骨格でこんな出力にはならないのでは……これは超人……？　という感じで、レースシーンは完全にニンジャとか超人とか、そういった存在たちの陸上競技という印象を受けました。
　一応、ウイニングライブというアイドル要素もあるのですが、私の中では超人アスリート育成ゲームとしての面白さが勝っています。

ワクチン接種した

　私も物理肉体アバターに注射をさせてきました。

　身の回りでワクチン接種した人のレポートとかを見たり聞いたりしているうちに、「これは２回接種すれば、なんかその……スタンド使いとか……ニンジャとか……ウマ娘とか……なんかそういった存在になれるのでは……？　一刻も早く打ちたい！」みたいな謎の期待感が高まっておりました。