今日は日記。Boyfriend is coming to town。

彼氏がうちに来た。

ひょうたんからこまみたいな感じで来ることになったのだけれど、ほんとに来た、お疲れさまでした!初めての峠越えだったのによりにもよって雪積もってて、あの峠は雪道だと2倍増し3倍増しくらいに難易度が上がるので危ぶんだけど、すみません、わたしが小学校に上がる前から車運転してるんだもんな、杞憂でございましたな!

わたしは「会いたかったらあなたが来なさいよドーゾ!」と突き放した時、そして結果彼が来ることになった時も、「遊びに来る、ついでに親にも会う」くらいの感覚だったのだけど、いざその時が来たら、え、あなた「娘が初めてボーイフレンドを連れてくる(親目線)」の感覚だったのね?とあらためて吃驚して、成る程なあ、お尻が重くなる訳だ、3年も、とちょっと可笑しくなった。

前の日に、カジュアルクローディングでいいよね?と言うから笑っちゃって、スーツ着てきたら両親吃驚しちゃうよ、僕もそう思う、と言ってたのに、十何年だか何十年だかクローゼットに眠りっぱなしだったジャケットを着てて、初めて見たよジャケット着てる姿なんか、めっちゃ年相応でおじいちゃんみたい。

パパに don't kill me って言っといてね、とか、I'm not no1!とか言うから可笑しくて、彼によれば一番最初のボーイフレンドはパパから殺されるらしくて、いやうちの親はボーイフレンドが見えた途端に家の中から銃を掴んでやおら出てくるアメリカンダディじゃねぇから大丈夫、おじいちゃんが道楽で手に入れた日本刀はあるけど!

遠いので一時間くらいしか滞在できなくてあっという間に帰る時間になって、本当に「ご両親に挨拶に」みたいな感じになって、しみじみ吃驚した。基本的に今までこんな「彼が挨拶に来る」みたいなの経験したことがなくて、それはそれでわたしの方がちょっと常識はずれだったな、いや、一回結婚したんだけどな、なんでだろうな。

とはいえ彼も、あなた二回も結婚したことあって娘さんがボーイフレンド連れてきたこともあって孫もいるのに、なんか永遠のハイスクールボーイみたい、なんだかとても可笑しかった。

でも、今日道中彼から聞いた話のハイライトは、つい最近、彼のおにいちゃんが理由も分からず拗ねて機嫌悪くして奥さんとも子供さんとも口を利かず作業小屋みたいなのに籠ってどうでもいいことしてるので、とうとう近くに住むおねえさんが業を煮やして、奥さんを後ろに連れて小屋を訪ねて詰問したところ、しどろもどろな言い訳をするから、おねえさんに「be a man!」と叱責された、という話だ。やばい、60代後半の弟が70代の姉に「大人になりなさい!」と叱られる図。

もう別れようかなと悩んでいた時、彼が you are my peace, 僕も君にとってそうなれたらと思うよ、とご機嫌に言うので、わたし、あなたのこと時々小さな男の子のように可愛く思うの、と言ったら、wow!おねえちゃんだけが僕に同じことを言ったよ!もしかして peaceful と感じるのはそのせいなのかも!と言うので、わたし、18歳年下だけどおねえちゃんかよ!と思わず笑っちゃったことがあったけど、あれよね、きっとあなたの家系の男子はみんな still boy なんだと思う、多分そうでしょ、可笑しいね。

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彼がうちに来ることになったいきさつは、こちら。


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菊池とおこ

いちにち・いちとおこ

日記のようなブログのようなエッセイのようなコラムのような。恋愛のことや、結婚のことや、助平なことや、時に真面目なジェンダーのことなどが、主な関心事。
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