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映画『3時10分、決断のとき』から学ぶライフ・コーチング ~抽象度の高いゴールは人を強くする~

昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『3時10分、決断のとき』を観ました。

男の友情と父子の物語・・・・
静かな感動を覚えました。


おはようございます。とこま(tokoma)です。

ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点からの映画『3時10分、決断のとき』の学びを書かせていただきます。


この映画からの学びは、それは

抽象度の高いゴールは人を強くする

ということです。


お話しはこんな感じです。

かつては狙撃の名手だったが、南北戦争で片足を負傷し不自由となったダン・エヴァンス。彼は妻と2人の息子と共に、アリゾナで小さな牧場を営みながら暮らしていた。
しかし干ばつが続き、借金がかさんで生活は苦しくなる一方だった。そんなある日、町へ向かったダンは、早撃ちで鳴らした強盗団のボス、ベン・ウェイドが保安官にあっけなく捕まる現場に居合わせる。
ウェイドは裁判所のあるユマへ連行されることが決まるが、そのためにはユマ行きの列車が出発する3日後の午後3時10分までに遠く離れたコンテンションの駅に送り届けなければならない。道中はウェイドの手下をはじめ様々な危険が予想された。それでもダンは・・・。

(「allcinema」より一部引用 https://www.allcinema.net/cinema/329925)


ダンの目標(ゴール)は、ベン・ウェイドを駅まで送り届けて謝礼金を受け取ること。

しかしそれは表面的なゴール。ダンにはさらに抽象度の高いゴールがあり、それを達成することで・・・という目的がありました。

そして、その真のゴール達成を応援するベン。そのなかで芽生えた友情。真のゴール達成のために孤軍奮闘するダンの姿。

そこ僕は感動を覚えたのだと思います。


ダンの真のゴールを知りたい方は、映画をご覧ください。

実はこの映画、正直あまり期待していませんでした。

ですが、そのギャップも手伝ったのか、少し胸が熱くなってしまいました。いい映画でした!



自分だけが幸せになる利己的なゴールより、家族も幸せになるゴール。さらに地域、国、世界も幸せになるゴール。

そこには自分を含まれています。それを含めたより大きな存在に対しのゴール設定。

そのようなゴールを設定することで現状の外側のゴールになります。

抽象度を上げたところにゴール設定をすると、達成方法が一旦わからなくなるかと思います。

しかし、それでいいのです。

より抽象度の高いゴールを設定することで、自分にとっての重要なものが変わります。

そのことが今ままでの習慣を変えることになり、今まで気づかなかったことに気づくようになり、次第に達成方法のヒントが見えてくるのです。

このことは今までも書いてきたことですが、それに加えて、抽象度の高いゴールは自らを強くする。そのことを今回の映画から学びました。

抽象度の高い現状の外にゴールを設定すること。そして、それこそが達成するための重要な要素であり、マインドを上手に使う方法となります。



ベン・ウェイドを演じたラッセル・クロウ。
ダン・エヴァンスを演じたクリスチャン・ベイル。

二人のやりとりがいいです。

それは言葉だけでありません。言葉以外の視線、表情、態度、行動などの言語以外のやりとりがあった気がします。

その中から二人の関係性は他の人とは異なる(とは言っても友情とはまた違った関係のような気もします)、何か特別な関係性が築かれていきます。


この映画のエンディングについては、賛否両論あるような気がしますが・・・

そこはご自身で観て、感じていただければと思います。



今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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