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手紙社LETTERSに掲載されて

11月1日、手紙社さまより雑誌『LETTERS』が創刊されました。

34〜35ページに、私のトラベラーズノートをご紹介していただいています◎
ぜひ、店頭で見かけることがございましたら、お手に取って見ていただけたら嬉しいです。

https://tegamisha.com/c/all/tegm317


手紙舎さんとの思い出

個人的な話になりますが、もうかれこれ13年くらい前でしょうか。
手紙舎さんを知りました。
当時、現在の夫である彼と付き合いだした頃でもあり、手紙舎さんに予約をしてディナーに行ったところ、彼の大学の知り合いの女の子が働いていていました。
ニコニコした笑顔が、本当に可愛らしく癒され、接客業の鑑のような方でした。
現在はもう辞められているので残念でしたが、食事の度に、彼女に接客していただいた心温まる、幾つもの思い出があります。

私以上に可愛いもの好きな彼と、手紙舎さんでお買いものも楽しみました。
また、今ではもうかなり有名となった東京蚤の市も、第一回目に参加しました。

このように、私の20代は手紙舎さんの思い出が詰まっているんですね。

手帳という趣味を持ってからはよりその存在が近いものとなった今、今回の創刊に際してお声がかかった時は、20代の思い出がまるで走馬灯のように一気に流れ込んできたのです。

手紙舎さんでディナーをしていた当時は小学生だったかもしれない、可憐なお嬢さんに担当していただき、どこかふわふわとしていて不思議な感覚で、そしてとても楽しいインタビューの時間を過ごしました。
とても良い経験をさせていただき、感謝しています。本当に、ありがとうございました。


掲載された内容がバーチカルであること

バーチカルというのは、英単語の「vertical」で、「垂直の」という意味です。

こちらの記事でも、バーチカルについて書いています。

自分にとっては、丁寧に一日を綴る、大切なノートでした。

もともと、自分の中で湧き起こる様々な問題が "無価値観" なのではないか?と思った私は、その問題を解決するためには "自己肯定感" が必要だという答えに行き着きます。
そうして始めたのが一日のログを残すことでした。

振り返ると、自己肯定感を上げるという以前に、『自分は何もできていない』という認知の歪みを訂正する作業だったようにも感じます。

心理学や精神医学では、自己肯定感というよりも "自己受容" とよく聞きますが、私はこっちの方がしっくりきます。

とにかく、必死だったんですね。自分の問題は、自分で解決しなくてはいけないと気づき、自分を助けるには、自分の力が必要だと感じていました。

たった数年前の自分のことなのですが、タイムマシンがあれば、ぎゅっと抱きしめに行きたいとさえ、今思うんです。

自分を大好き!と思える前にまず、大好きと思えない自分を受け止めてあげたい!そんな風にスタートしながら、進めてきた手帳生活でした。


SNSを続けていたからこそ

結婚してしばらく経った頃、SNSから離れて生活した時期がありました。

どうだったかと言うと、

" とても安心して平穏で、平和で、そして刺激がなくてちょっとつまらない "

という感じです。

何事もそうですが、良い面と悪い面ってあるんですね。

誰もがスマートフォンを持ち、SNSのアカウントを持っていて、さらには、新しいことを始めるのにSNSを選ぶ高齢の方も増えているほど、日常に当たり前なものとなっている今、完全に切り離した生活をしている人は、多いとは言えないと思います。

その一方で、人の多さ・情報の多さに、疲れてやめたくなる人も、少なくないのではないでしょうか?
私自身、この1年は特に、続けるかやめるか、常に考え、悩み続けていました。

けれど、続けてきたからこそ、自分の知識やスキルはやはり上がっているように感じますし、色々なチャンスに出会えることも事実でした。

私は自分の体の事情もあり、自分のスキルはSNSでの方が輝くのではないか?と考える面もあって、なんだかんだ続ける理由を探して、今に至ります。

今は誰もが発信者。個々のスキルや、今までどんな風に生きてきて、考えてきたかという全てが、誰かにとってとても魅力的に映る時代。

できれば程よい距離感を持って、続けていたい世界なのだな、ということ、この3年を振り返って思うのです。

そして今読んでくださってるそこのあなたに、感謝の気持ちを述べたいのです。

見つけてくださって、ありがとう!

今回は雑誌掲載への感謝の気持ちと共に、掲載されたバーチカル手帳に思いを馳せながら、振り返ってみました。


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