こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師の 乗本和男 です。

突然の別れはやってくるものです。

僕が理容師の修行時代にお世話になった恩師が、急に他界して旅立ったんです。

まさかこんなに急に悲しい別れが来るとは、少しも考えてもいませんでした。その恩師には技術もそうですが、よく飲ませていただきました。

なかなか僕の修行時代とは、給料もお小遣い程度しかもらえず。その中からハサミやクシ代などの道具代をひくと、ほとんどお金がなかったんですよね。

そんな時に、お酒は飲みたいし、タバコも吸いたいし、女の子とも遊びたい。

でもお金がないじゃないですか、お金はどうもなりませんでしたが、ひもじくてお腹が減ったり、お酒は飲みたい時には、よく食べて、よくお酒を飲ませてもらいました。

飲む時には、嫌なことや辛いことも忘れるくらい飲ませてもらったんですよね。

そんな恩師が旅立ったのが、１週間前なんです。店に会いに行こうと思っていたのですが、近くに住んでいた陽子の母親が亡くなり、実家に行くことがなくなってから、恩師の店の方には行かなかくなったんです。

前から奥さんには、「いつ居なくなるか分からないよ。」とは言われていたのですが。

前から持病を持っていて、そこに新しい病気が加わり、病院に入院して５日後にこのような形になったんです。

入院する２日前まで、晩酌をしていんですよね。まさかこんな急にこんなことが起きるとは、家族も分からなかったみたいでした。

本当にもう少し早く合っていれば良かったと思いました。当時 店の離れに住んでいた僕は、そこの息子たちとも歳が近く、色々と楽しい思い出もあったんです。

そんな思い出を、今日は恩師の話を交えながら、懐かしいエピソードを1時間くらい語り合いました。

恩師の店も、お孫さんが理美容師の免許を取り、後を継ぐようなことを言ってました。それで安心して旅立ったのかもしれませんね。

兎に角、めちゃくちゃな修行時代、楽しかった思い出しか蘇ってきません。色々とご迷惑をかけたことを申し訳なく思い、本当に感謝しています。

また僕もそちらに行く時が必ずきます。その時には、また皆んなで一緒に飲みましょう。
それではまた。