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とりあえずグループ展に参加してみるってのも

お疲れさまです。

いろんな画材でドラゴンや風景を描いているTOKUと申します

油絵「憧憬を侵す」

今回は「グループ展に参加してみたいなあ」という方に向けて、ちょっとでも背中を押すことが出来たらなと思いながらつらつらと書いていきます。 

①グループ展に参加する意味って?

これはひとえに「あなたと知らない誰かのつながりを広げる」ためにあると考えています。

それは作家さんはもちろん、他の作家さんの友達にも、ギャラリーの常連さんも、たまたま通りすがったお客さんも、とにかくたくさんです。

グループ展に参加すると沢山の人に出会うことができます。そのリアルなつながりこそが、創作のモチベーションや、あるいはお仕事につながっていたりするのです。

故に、「絵を売ろう!」と意気込んで参加すると「アレ?」ってなっちゃうことも。グループ展はそこを「作家やアート好きなお客さんとの出会いの場」と割り切って行動したほうが手に入れられるものは多そう。

まあ出品料ぐらいは回収したいがな!!

②グループ展の探し方

大まかに
・ギャラリー側からの勧誘
・知り合いからの勧誘
・自ら応募

の3点だと思います。

ギャラリー側からの勧誘は最近ではSNSで行われていることが多いですね。「あなたを絵が素敵です!ウチの展示に参加しませんか!?」というDMが突然届きます。

これに関して、ネットで調べると良くない話が結構出てきます。出展料・作品の数合わせ目的の勧誘も全然ある話だからです。先達がたくさんいるのでそちらを参考にしてほしいのですが、自分としては「行ったことのないギャラリーからのお誘いは警戒すべき。」です。
上記の件もそうですが、自分の作風とギャラリー自体の雰囲気があっていなければ、いざ参加しても「あの絵だけ浮いてるね」となって、作家さんやお客さんのコミュニケーションの難易度も上がります。

自分に合っているギャラリーを自分の足で探すのが理想です。作家さんやオーナーさんとお話して、「じゃあこの展示とか君と相性いいんじゃない?」とまた別の展示について教えてくれることもあります。

簡潔にメリット・デメリットをまとめると…
メリット
・参加のハードルが低い(やりますと返事すれば、開催までのスケジュールをギャラリーが送ってくれます。)
デメリット
・出展料目的の悪質な勧誘もある。
・自分の作品にあった展示になるのか分からない。

ちなみに、知り合いからの勧誘のメリット・デメリットも似たようなものですが、知り合い同士でコミュニケーションも取りやすいでしょうし、いくらか自分の理想のグループ展に近くなると思います。 

自らグループ展に応募する場合、大抵はギャラリーのインスタグラムホームページで詳細が載っていますので、それに従って応募しましょう。

特に作品画像の送付を求められない場合はSNSの投稿を見られます。作品以外の投稿が多いと「本当に作家なのか?」とギャラリー側も困惑するので、特に写真の投稿は整理したほうが良いです。ゲームのスクショとかネ。

で、どういうギャラリーを選ぶべきか……。それこそ実際に行ってみて判断なのですが、ネット上で分かることだと…
・ギャラリーのフォロワー数
・ホームページの更新頻度及びデザインのクオリティ
・立地
・出品料
・過去の同じテーマのグループ展の様子
など多くあります。
これらをみて「このギャラリーは信頼できる」と思ったら参加していいんじゃないかと思います。こまめな投稿や更新があるギャラリーだとやはり安心ですね。

出品料は正直関係ないかな……。経験上、出品料が高いから展示のクオリティが上がったと感じたことはあまりないです。
逆に出品料が低いところだといろんな作家さんが集まってくるので先述した交流を増やすという意味では有利かもしれません。

とはいえ、出品料は安くなく、大抵は絵も売れないので回収もできません。自分の財布とよく相談してくださいね。

ぶっちゃけ展示するまでギャラリーの本当の雰囲気がよく分からんってのもありますし、そうした失敗は何度重ねてもいいんじゃないかな、とも。

アートギャラリーといえば銀座や六本木のイメージがありますが、都内なら結構散らばってます。神楽坂とかそういうオシャレな街とかオススメです。

③コミュ障

はい、大抵の絵描きがぶち当たる壁ではないでしょうか。()

グループ展に参加したはいいものの、一言二言しゃべっておしまい、解散。

私も未だにやらかします。これどうしたらいいんですかね。

とりあえず名刺をお渡しするのはもちろん、会話デッキを用意するのが確実でしょうか。凸待ちでよく見るやつです。

大事なのは相手に覚えてもらえること、あわよくばなんか面白そうなやつだなって思われることです。

自分は名刺を渡して、「ドラゴンとか風景を描いてます。いろんな画材使ってます。」と自己紹介して相手がどこかに突っ込んでくれるのを期待してます。

ドラゴンに突っ込んでもらえれば神話や伝説のお話や、モンハンなどのゲームの話に繋げることができます。風景の話なら旅の話や地元の話に繋げられます。いろんな画材…で各種画材の話に繋げられます。

自分からべらべら話すオタクになってしまうとマズいので、1発目に相手の、自分に対する興味を引き出せるとよいですね。 

相手の質問をさせる流れを作れば、それに答えるだけなので例えコミュ障でもなんとかなるかもです。

え?相手が何も聞いてこなかった?

(´・ω・`)

④ざっくりまとめ

はい、特に下書きも推敲もせず書いていきましたがここで一旦まとめとします。

グループ展に参加する理由は作家やお客さんとの交流、活動の幅を広げることですね。
参加するためにはギャラリーや知り合いから勧誘を受けるか、自分から応募する必要があります。良いギャラリーを選びぬくことが大切です。(これが難しいから作家は苦労してる。)
交流のためにコミュ障はあらかじめ準備が必要です。会話デッキを作りましょう。

こんなところですかね。

とはいえ自分も絵描きとしてペーペーです。世の中には「アーティストになるためには」の情報が結構あるので、それらと比べながら判断してください。

今回は、グループ展の参加を考えている絵描きさんに向けてのものでした。意外とハードルは低いし、実りある展示にできるかは自分の行動力次第です。

お互いに頑張ってまいりましょう。

どうも、TOKUでした。

お知らせ

ちなみに、今度大阪でグループ展に参加します。
2024年1月31日-2月4日 
Gallery-01
企画展「開運☆龍画展」
最寄り駅
近鉄線「大阪上本町」 
地下鉄「谷町四丁目駅」

ご縁がありましたら是非。


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