焼きたてのパンは本当にいいにおいがする。
義実家の玄関を開けるとパン屋さんのようなにおいになっていることがある。
義母がホームベーカリーで食パンを焼いているのだ。
以前使っていたホームベーカリーが壊れたというので、いつだかの母の日かなんかにプレゼントした。
義母はそのホームベーカリーを使い、パンだけでなく付属していたレシピのお餅やヨーグルトなども作っていた。
使いこなしている。

息子を保育園に迎えに行ってくれて、わたしの仕事が終わるまで義実家でみていてくれる。
帰りに「持って帰り」と焼きたてパンをくれるときがある。
おいしそうすぎて、その場で少しかじってしまう。
お義母さんありがとう。

壊れたからプレゼントしたんじゃなくて、パンを食べたくて、焼いてほしくてプレゼントしたことはわたしだけのひみつである。