「MOTHER 2」日記⑤〜ジェフ!〜

スリークの墓地で少しレベル上げをして、回復のためホテルに戻ろうとしていた。

金髪パーマでサングラスの怪しい女がホテルに入っていくのが見えた。

後を追いホテルに入ると、ぼくを誘うように奥の客席へと消えた。

戦闘がありそうな雰囲気を感じつつ、部屋に入る。

部屋の中は大量のゾンビ。

すぐに囲まれて袋叩きにされ、意識を失った。

気づけば暗い部屋にいた。
扉には固くカギ。

これはどうすればいいのかなと思ったら、ポーラが突然天を仰いで、

「まだ会ったことのない仲間に呼びかけます!ジェフ!ジェフ! あなたの助けが欲しい………私はポーラ、そしてもう一人、ネス………あなたに呼びかけています」

なんて斬新な展開なんだ。
ここで3人目の仲間に助けてもらうのか。

場面が飛ぶ。

北の国ウィンターズ、スノーウッズ寄宿舎。

夜中。

ジェフはベッドで寝ていた。

ポーラの呼びかけが続く。

「この呼びかけが聞こえたら目を開けて、そして南に向かって出発してください。遠くにいるあなただけが私たちを救えるのよ、ジェフ!」

ジェフ、起きた。

隣に寝ていたトニーも。

「こんな夜中にどこ行くんだよ、見つかったらおしりペンペンされるぞ!でも危ないから途中までついてってあげるよ」

とトニー。優しいやつ。

クッキーが入ったプレゼント箱が大量に散乱した部屋や、装備品が入ったロッカールームに立ち寄って、寄宿舎の門へ。

トニーがやおら門の前にうずくまって踏み台になる。

「とりあえず、さよなら!きみがどこにいくのか知らないけど、ぼくらずっとしんゆうだぜ!」

なんて良いやつなんだ。
ミスチルみたいなこと言ってる。

門を超え、外に出る。

すぐ横にショップがあったので、入る。

中に猿がいたので、ショップで買った風船ガムをあげると、仲間になった。なんだそれ。

ガウスに電話をして、冒険の記録をつけてもらった。

バルーンモンキーを従えて少し進むと、小さなテントがあった。中では旅人たちが一休みをしていた。

「少し休んでけよ、紅茶でも飲んでさ」

とお兄さん。

なるほど、回復スポットか。

ぼくも一休みすることにして、電源を切り、紅茶を淹れた。

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