30代になった僕が稼ぎを最大化するために学生時代にやっておけば良かったこと

はじめに

この間まで20代だった僕は、いつの間にか30代になっていました。
30代になれば、同年代で社会的に活躍している人を数多く見るようになります。
『社会的に活躍する』という定義は曖昧ですが、「仕事がうまくいき大きく稼いだ人」と捉えてください。
・仮想通貨で大儲けした人
・YouTuberとして大成した人
・アフィリエイトブログが大ヒットした人
20代前半では、ふーんとしか思っていなかった人たちが年月を重ね、いつの間にか大成功し始めるのが30代です。
セミリタイアしている人だっています。
スタートラインは同じだったのに、いつの間にか大きく差が開いているのが30代なのです。

また30代になると、全国民が知っているような社会的に活躍している人は、ほとんどが歳下になります。
・若手芸人
・メジャーリーガー
・将棋プロ
・アーティスト
才能と一言で片付ければそれまでですが、彼らからしたら幼少期から培ってきたものが長年かけてようやく花開いたのが20代だったのです。

ぼくはそんな人材になれませんでした。
多くの人がそういった人材になることはできないかもしれません。
ではせめて、稼ぎを最大化したい。
アーティストにもスポーツ選手にも何者にもなれなかった自分に残されているのは、日々の仕事の稼ぎを最大化する努力だけなのです。
今回は30代でこのような思考になった自分が、稼ぎを最大化するために学生のときにやっておけばよかったと思うことを書いてみました。

1. 人材価値をあげるアルバイトを選択する

僕はコンビニのアルバイトをしていました。
お金がなかった学生時代に廃棄を食べることができるのは、とてもありがたいことでした。
店長がフランチャイズオーナーで、ものすごくホワイトな職場でした。
結局、在学中の4年間まるまる働くことになりました。

ただ、残念なことにコンビニのアルバイトの経験は、お金を稼ぐという観点では全く役に立たない経験です。
コンビニのアルバイト業務をざっと挙げると
・レジ打ち
・品出し
・発注
・清掃
だいたいこれぐらいです。
ちょっと歴の長いバイトがいたらシフトを組む業務がプラスされるくらいです。
これらの業務に自身の人材価値を上げる経験はありません。

よく言われることですが、人材価値を上げたいと思ったらやるべきことは、
・IT
・会計
・英語
・営業
のどれかのスキルを身につけるべきです。
これらのスキルがあれば、ひとまずは人材価値をあげられる土台を作ることができたでしょう。
自分でビジネスを始めることだってできます。

Web制作会社でアルバイトをしたり、営業会社でウォーターサーバーの月額契約営業のアルバイトでもすればよかったです。

2. 実務経験を積むためにインターンをする

できればインターンをしておけばよかったです。
アルバイトの代わりにお金も稼げて実務経験も積めるインターンであれば尚良しです。
10年くらい前は、都心部に住む学生や、高学歴の人たちがインターンをしているイメージでした。
最近はそうでもなさそうですね。

20代で活躍している人はITのスキルが高いです。
・学生時代にアプリを作って収益化した
・アフィリエイトで稼ぎ、サイトを売却した
など、スキルの頂点にいる人たちは、このような立ち回りをしていたりします。
ホリエモンも自身がプログラマーとして受託ビジネスからはじめています。
最低でもこういった経験ができるようなインターンをしておけば良かったと思います。
・プログラミング
・Webマーケティング
・簿記
・営業(法人、個人問わず)
このあたりのスキルセットは、自分でビジネスを始めることも可能です。
実務経験を積んで、起業する選択もできたかもしれません。
コンビニのアルバイトをする必要はありませんでした。

3. 自分のやりたいことの踏み台として働くことを意識する

将来、飲食店を開きたいと思っている人は飲食店でアルバイトするべきでしょう。
美味しいと言われる有名な個人店で料理人として修行をするべきです。
これはどの業界も同じだと思います。
進むべき道が決まっているのであれば、その業界や会社でさっさと働いてしまいましょう。
逆説的に、やりたいことが見つからない人は、興味がある業界や会社でアルバイトからはじめてみましょう。
そうすることで、進みたい道、あるいは進みたくない道がわかることがあるかもしれません。
キャリアは紆余曲折ありながらも決定していくものですが、やはり一つのことをやり続けている人は強いです。
自力をつけるという意味では、個人店、つまりオーナー社長がいるようなお店や企業にお金をもらいながら勉強させていただくという姿勢がいいと思います。
完全にマニュアル化されている、チェーン店はあまり役に立たないかもしれません。

まとめ:将来的に役に立つアルバイトを選択して稼ごう

結局、『働く』ということがメインの話になってしまいました。
わたしは経済学部卒です。
経済学部では簿記の勉強をした方が就職で有利になりますか、とかいろんな会話が聞こえます。
日商簿記1級とったらどこでも働けるよ、という結論になります。
しかし、大事なのは就職で有利になるという観点ではありません。
在学中にハードスキルを手に入れて、そのハードスキルを会社でどのように貢献できるか、という観点です。
ハードスキルは人生を安定にしてくれる一つの材料となります。
学生のうちにこのことに気付き、自身の人材価値を高める動きをしておけば良かったと思います。



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