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アメリカで宗教体験してきた。その2

今日は前回に引き続き、私が体験した留学中の宗教体験についてお話ししようと思います。今回は別の友達につれられて別の宗派のキリスト教の教会にいくことになりました。今回いったのは前回のライブ会場のような場所とは違う、すこし古めかしい建物の一室を会場にしたものでした。40人ぐらい入りそうな規模間です。やはり前にはステージのようなものがあってギターが二本おかれています。落ち着いた空気で私はここの雰囲気がとても好きです。始める前にコーヒーとカップケーキを別室でおしゃべりしながら食べました。朝ごはんを食べ損ねた私はとても幸せでした。ふふふ。

最初の部屋に戻って、席に着くとバンドマンがスタンバイしていました。私はもう驚きません。よっしゃ歌ったるで!と持ち合わせていない関西魂を奮い立たせながら待ち構えました。やはりみんなが立ち、演奏が始まりました。またJpopのようなリズムで歌います。歌うことはテンプレなのね。そのあと、聖書の内容に関するお話が始まります。単語もアクセントも難しくて理解できたところは少しでしたが、なんだか落ち着いた気持ちでした。

その最中で泣き出す人がいたり、膝まずく人もいます。私の友達もそうでした。みんな心から神を信じています。私は宗教を持っていないのでその感覚がわかりませんが、わたしはその様子がうらやましく感じました。何かを絶対的に信じることはそうできることではないからです。その会場には親に連れられたこどもがたくさんいました。小さいときから、神様を信じるように教育されることで宗教観を強めることができるのだろうと思います。私はこの先、何かを信仰することはないだろうと今のところは感じています。だからこそ、絶対的に何かを信じることができて、すがる場所があるのはとてもうらやましいです。

日本にいるときに宗教ときくと危ないイメージでしたが、アメリカにきてそのイメージが大きく変わりました。私をつれてきてくれた友達も私にキリスト教を無理やり信仰させようとはさせてきません。ただ、私に聖書の内容の理解ができるように説明してくれたり、教会に連れて行ってくれます。きっと布教の一種だとは思いますが、私はそれで嫌な思いをしたり怖いと思ったことはありません。宗教はそれぞれの人考え方の一つなのでそれ自体が怖いものではないということを知ることができました。


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