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祈ること

新年早々、北陸で大きな地震が起こり
そのあとも胸が痛む出来事が続いています。
被災された方には心からお見舞いを申し上げます。

大きな自然災害が起きるたび
いろいろな意味で
自分たち人間の無力さや
小ささを感じます。

人間ってすごい!と
思うときもあるけれど
その反面、
なんてちっぽけなんだと思うのです。

たびたび入る地震のニュースを聞きながら
(常にうちはラジオをつけている)、
今、自分には何ができるのだろう
どうしたらいいのだろうと
心がザワザワします。

目の前に大変な人がいたら
すぐに手を差し伸べられるけれど
離れたところからできることは何だろう。

この感覚は阪神淡路のときも
東日本大震災のときにも
感じたものでした。

大勢の人を巻き込むような
影響力があるわけでもない、
現地に飛んでいってお役に立てるような
特殊な能力があるわけでもない、
そんな自分にできるのは
せいぜい募金をしたり
物資を送ったりするくらいです。

募金の受付がはじまったという
ニュースを聞きながら、
ふと、何年か前に見た
白鳥哲監督の「祈り」という映画を
思い出しました。

人の祈りの力が
いかにすごいパワーを持っているのかを
感じた映画だったと記憶しています。

祈ることは尊いことだと思います。
一人ひとりは小さな存在でも
その祈りの力が集まると
大きくて、温かな希望の光が生まれ
あらゆるものを包み込んでくれる気がします。
傷を負ったものを癒やし、
再生する力を与えてくれます。

だから、募金のほかに
毎日小さな祈りを送りたいと思います。
被災した方たちが
無事に今日一日を過ごせますように。
不安や恐怖が軽くなりますように。
そして一日も早く
復興に向けて動きだせますように。

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