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天使なんかじゃない|#1 人生のバイブルで心のデトックス

人生のバイブル

皆さんには何度も何度も読み返している本やマンガはありますか?


読み返すたびに同じところでグッときたり、
読み返すほどに新たな発見があったりするような。


そういう作品がひとつあるだけで、誰にも言えない心のモヤモヤを小さくできることがありますよね。

今回は私が子どもの頃から何度もパワーをもらっている矢沢あい先生のマンガ『天使なんかじゃない』について愛を込めて語ります。

31歳になった今彼女たちに教わること

手垢のついたボロボロの表紙がかもし出すバイブル感。何回読んだかわからん。

私が愛読しているこちらは単行本ではなく2000年に出版された愛蔵版(いわゆる完全版)です。


好きなページは勝手に開くくらい(紙にクセがつくくらい)何度も何度も読んでいます。


「天ない」には語り継がれている名シーン、名言というものが山ほどあります。


(私が大好きなのは、主人公翠の親友マミリンが翠の失くしたネックレスを探して見つけてくれるところ。)


でもこのnoteでは誰もが好きな名シーンを単に紹介することはやめておいて、


31歳のいま、私が背中を押された彼女たちの言葉について残しておきたいと思います。


わかるわかる〜という天ないラバーの方もいらっしゃると思いますし、「天ない」をまだ読んだことのない方にも、何か届けば嬉しいです。


『天使なんかじゃない』って?

「天ない」を知らない方もいらっしゃると思いますので、さらっと作品紹介。

30年以上衰えない名作

『天使なんかじゃない』はりぼんで1991年から1994年まで連載されていました。(私と同い年です♡)


舞台は新設された聖高校の生徒会。
主人公の翠と晃の恋や、マミリンをはじめとする生徒会メンバーとの友情などが描かれた青春ものです。


令和の今読んでも青春の全てが詰まっとんなあ!と思う…!

本屋で「きゅん」

私が小学1年生のころ、
おしゃれで可愛い『ご近所物語』(こちらも矢沢あい先生の代表作)の表紙に衝撃を受け、貯めたおこづかいで全7巻を人生初の大人買い&ジャケ買い。

読んで作品自体のおもしろさにもハマり、同じ作者が描いた表紙がかわいい作品を探しに再び本屋さんへ。


そこで出会ったのが『天使なんかじゃない』でした。



並べると4冊の背表紙のタイトルが繋がる装丁にまず、きゅん。としたのを今でも覚えています。

濃い黒文字のところ、1巻から4巻まで繋げて読むと、天使なんかじゃないってなってる。かわいい。


主役は登場人物全員

この作品の何が好きって、出てくる子たちがみんな愛しいねん…。


みんながみんな、自分の人生を精一杯がんばってる。
自分で決めて行動してる。
まさに自分の人生の主人公は自分
てやつ。
(だからそれぞれに共感できてそれぞれを応援しちゃう)


その姿を見ていると、私も私の毎日を素直に一生懸命過ごさなあかん…!と毎回元気をもらえます。



前向きになりたい時心のデトックスしたい時におすすめ。本当に。


さてさて今回はここまで。


次回からはさらに突っ込んで、
「天ない」にもらった育児のヒントや、
読んでるうちに発信する勇気とかめちゃめちゃもらったよって話をしたいと思います。
よかったらぜひ覗いてみてください。


愛が深すぎて長くなりすぎましたので、
この記事を含めて3記事アップ予定ですよー。
#2はこちら

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