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これからはタグ付けが必要

これからAIがどんどん世の中を変えていくことは間違いないだろう。統計的見地に基づく、正しい答えを出す力はヒトより機械の方が勝る。じゃあ、そういう時代になった時、ヒトは何をすべきなんだろうか。

人間の面白さは不完全さにある。

人は全員違う。ある程度、ヒトの行動パターンは予測できるが、全員一緒の行動を取ることはない。その外れ値こそ、人間の面白さだと思う。僕の好きな番組に「IPPONグランプリ」というものがある。これは芸人がお題に対して面白い答えを言うという企画だ。ここで問われるのは「どう面白く、普通ではない回答を言うか」という能力だ。

普通ではないことが面白い。

これからは普通の価値がドンドン下がってくると思う。今までは普通であることがすごく重要だったが、普通の反応は確率が高く母数も多い為、コンピューターに代替される可能性が高い。普通ではない反応や特徴こそ、コンピューターが算出できない解となり、価値が生まれてくる。

何かに突出しよう。尖ろう。

ヒトの時間と能力は有限である。その為、その時間と能力を戦略的に使うと価値が出やすい。そして、その戦略とは「何かに絞る」ということだ。何かに時間と労力を絞り、そこの分野で普通層から飛び抜ける。そうすると価値が生まれ、これから生きていける人材になれる。21世紀を生きる僕らは、みんな●●屋にならないといけないのだ。その●●屋に並べる商品はもちろん自分自身の経験と能力だ。

あなたは何ができる? 何が得意? 何が好き?

ある分野に絞ることが重要であると書いたが、どの分野に絞るかも重要だ。その分野がしっかりと見つかれば走り出すこともできる。好きなこと、得意なこと、やってて楽しいことがヒントになるだろう。さぁ、あなたは何が好きか?何が得意か?何ができるだろうか? それらを突き詰めていけば、あなたのタグになる。探そう、見つけよう、自分らしくて自分にしかできないタグを。

おわり

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