新年にあたって、クラシックは集中力をつけるには都合よく、リラックスにズージャして、ロックで元気になっていても、なにげなく浪曲や浪花節を聴きしなば、そこはかとなくものぐるほしけれ

　闘うには意味がある
戦争にはどちら側にも言い分があり、傍観者がどうこう言うものでもなく、はたまた親子ゲンカや兄弟ゲンカに痴話ゲンカと思えなくもなくて、言い分がありそうです

古代の大和朝廷に対するアイヌやエゾ、クマソ
外国の歴史を見るばかりでなく、隣合う民族同士の争いはアフリカ種族の戦いに似てすざましく、生き残りをかけた戦争のようだった、誰でもが正当化したがっていた

1492年のコロンブス以来、美しいキリスト教のミッションを掲げて、南米アメリカで残虐の限りを尽くして植民地化にして、
マニフェスト・デスティニー( 明らかな天命 )と自分かってな言葉を掲げて、原住民のインディアンたちを皆殺してアフリカ黒人を奴隷にし、得意になっていた

その頃、自由と民主主義を高らかに唄う、ヨーロッパ各国はかって気ままに植民地政策にいそしんでいました、おかげさまで、ご存じのように第二次世界大戦前は植民地にされなかったのは三国だけ、疫病で免れたエチオピアと列強の緩衝国のタイ、そして日本だった

そんなヨーロッパ勢に負けないようにアメリカは、ミッション・インポッシブルで戦後、軍事力を背景に覇権国家になった、飴と鞭も使い分け、ナチスの巧みな広告媒体をお手本に、表と裏の世界で暗躍していった

そんなことは誰でも承知で、歴代のローマ帝国やフランス絶対主義国家、ナポレオン、ジンギスカンに神武天皇など、
列強国や絶対君主になれば誰でも同じようなことやっていた

戦争はなければいいもののそうもいかない、
ただ自分たちの利権や都合で、いま住民が住んでいる土地にかってに踏みこんで、オレたちが何千年むかしに住んでいたから返せとか、自分たちの仲間だから応援するとか言うのは自分たちのかってでも、
利権利害の大人の関係でいっぽうの方だけに武器援助して高みの見物するのはどうかな、
それにいくら大人の対応といっても国連の各国の前において、平気で世界平和と子供たちの人権を唱えるのはどんなもんだろう


　しかし、そんなご主人に逆らえない日本国、並びにすっかり政府の広告塔になってしまったNHKと民放各局のはみなさん、お疲れさん、言いなりになっているのはもっと恥ずかしいぞ

たぶんかれらは、進学の私立中学高校に入るために小学生の時から受験に励んですなおにもなって、外で野生に遊んだこともなく反抗的自我もないままに、エリート大学に無事入学しても社会的関心もなく卒業して、報道局の幹部クラスになっているらしい

よく小さい頃から少年野球クラブで活躍して、やっとプロ野球選手になれたのに息切れしまった人をよく聞きます、そんな感じかな

テレビ局の社員というだけでスポーツ観劇、マンション購入を優遇され、高級車にも乗ってハブリがよく、父兄のみなさんから素敵ね、うちの娘の婿さんにはどうかしらともいわれていても、いつしかそのツケがまわったのかネットの攻勢がじわじわ襲ってきて、オタオタするばかり。
営業もままならない。ジャニーズ問題で非難されても使わざるを得なくて、電波オークションでも与党の大物政治家や官僚にマウントをとられ、弱みを握られて、すっかり頭が上がらなかった。依然なんとか存在は保ちつつも、驕れる者は久からずとはいえ、解体倒産も噂され始めてきた。
かつてスピードと手軽さで新聞や映画界を凌駕りょうがしたテレビ業界、今度は、逆にもっとスピード感があって、必要以上に利害関係に左右されないネットによって、その地位を追われるだろう。

晴れて一流企業とか高級官僚になれて、これからやるぞ、と肝心な時になぜか覇気もなく、現状に満足してます、本人はクールに対応していると感じても、そばから見たら去勢された羊のようだった

こんなとき、小さい頃、よく母親が言っていたものさ
「しっかりしなさい、男でしょう、いざとなったら頼りになるのは男のあんたなんだからね、わかってる」
「わかってるばってんさあ」

　わかってるくさ、わかってまんがな、
　わかってるじゃん、わかってるさ、
　わかってるぞなもし、わかってほっかいどう