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 茶番な、生き方


 他人事のように、茶番な生き方でよろしく

「 ボクは東京都選出の政治家一年生です、ボクの好きなタイプは、わがままで可愛いくて、それにセックスが大好きで、政治に無関心で口うるさくなく、ソッとしてもらいたくてその間にいろいろと法律作って、私腹を肥やし名門家系になり、女性をたくさん囲っていても日頃過酷な仕事で大変だからこれぐらいはご褒美かなとさっしてくれる人で、それでいて悪いことをしてもホントはいい人なんだよと思ってくれて  ... 」

 つい最近のG7広島サミット、日本の首相が政治家一生の晴れ舞台みたいにはりきっていました。

核軍縮に関しては「全ての人にとって安全が損なわれない形での核兵器のない世界実現」への関与を表明した。
宣言には各首脳も署名をしたそうです。

わが国の大学教授のコメントにも、いづれの日にか核廃絶の訪れることを表明したことの意義は大きい、などの期待の声が多かった。
アメリカ大統領もことのほか厳粛に受け止めているようです、と「他人事」のように述べています。

世界で唯一の原子爆弾を落として、何の罪もない女性子供も関係なく、放射能を浴びせ焼き殺してシャアシャアと、戦争に勝ったからアウシュビッツ裁判みたいに悪者にされませんよ、と言いたげだった。

前も言ったけど、好きな人は仕方ないけど、政府関係の方々は仕方ないけど、芸能とかスポーツのアメリカ文化に媚びてカッコつけている人を見て、いくらいまの政府の国策とはいえ、たとえ昔の戦争だったとはいえ、戦死した先輩たちや、殺された国民たちの無念さをどう感じているんだろう。まあ、何も考えてないだろう。

何も知らなかった子供のときのように無邪気になれない。

以前も
核開発の署名をしておきながら、元アメリカ大統領はそのあとすぐに広島に来て、被爆者と涙を流して抱擁していました、意味わかんない。

でもよく耳を澄ませれば、意味はよくわかります。

世界はそんなに甘くなく
欧米人特有の善悪を単純に分けて、プロレスでは生活のためにみずから悪役になっても、政治では自分たちを正当化するために相手をかってに悪玉に仕立て、ご存じのリビアのカダフィ大佐のように、少し油断したら狡猾な欧米の利害関係で、悪者のようにコマーシャルされ正当化されてしまい、いっせいに攻撃され滅ぼされてしまった。
こんなことを1492年のコロンブス以来ずうっと、昔もいまもきれいごとを言いながら、欧米人は世界各地で文字通り残虐非道の限りをつくして文明文化を破壊して来たことを、われわれは遠くにも近くにもいて骨身にしみて知っている。

それに
意味もなく、莫大なお金を使って核実験を行うはずもない。
平和はあるとか、平和はやってくるものでなく、平和はつくるものだと世界の最高幹部は「実感」しているようだ。


じっさい
2017年9月現在、アメリカ合衆国はわかっているところで核実験を1127回しかやっていないのに、さすがいつも危機感を持っている大人の北朝鮮は、国内に利権に絡むものは少なくて攻撃される気配はいくぶんなくても、油断なく6回も核実験をやっています。

でも生意気ですよね、また「他人事」みたいなアメリカに率先してもらって、経済制裁を国連で可決しましょう。


 こんなふうに国内を見てみれば
視聴者に突っつかれるように、ジャニーズ問題で、TBSではたくさんのギャラもらって、やとわれ女性キャスターが述べていました。

“ われわれ報道機関が、どれほど性被害者に対して報道してしてきたのか、少なくともわたしたちは伝えてこなかった現状があります、この性被害者の言葉に向きあわなければいけないと思います ”

あたかも「他人事」のようにしゃべっていた。
少しの間ならまだしも、いままでさんざん何十年も、局の利害関係でも見て見ぬふりしてきたのに、おかしいな。

でもよく耳を澄ましてごらん、おかしくありません。
今回もおなじみの局の忖度利害でしゃべっているだけ。
じっさい、このTBSさまは、元ジャニーズJr.の会見にはカメラも記者も行っていなかったらしくて画像借りて、ジャニーズ事務所の社長みたいに、こんなことがあるなんて、ちっとも、わたしたちテレビ局は知りませんでした、といつものテレビ局の「保身」をはかり、しようもない処世術を使ってまーす。

どいつもこいつも、茶番劇やりやがって。

そうは言っても、
われわれも
お約束の勧善懲悪の時代劇を見ながら、悪い奴よのう、ワハハと笑い、
現在の政治状況には批判でなく、非難ばかりしてまったく無関心に、結果がわかった過去の歴史には悟った顔で言うくせに、いま起こっている現状には善悪区別できないのか後から批判されるのが怖いのか、ひとり悠然と安全な場所にいて、瑣末で下世話な話題には興味ありませーん、だんまりの見て見ないふりしています。

政治の季節にはあんなにカッコよく国民に後押しされ発言していたのに、きな臭くなり静まったらじぶんは関係ないよと言いたげに、今度は小説でも書こうとかな、そんな作家ばかり。
じぶんたちが、戦後になって戦前から寝返った作家たちを糾弾したのと、立場が変わっても、ちっとも変わっていないじゃないか、まったく同じだよ。

そんなこんなでわれわれも
ひとり超越した分別さで、傷つかないことを好むくせに、過去の政治家のオンパレードで、貴族や武士が出てくる大河ドラマをビールを飲みながらウンチクを語りたがった。

うむ、そのとき龍馬はそう動いたか、なるほどね。

そんなテレビの「お芝居」を見て、われわれは自覚しながら、茶番な生き方を望むのだった。

( でもわたしは家庭を持つ身、危険なことはできません。
そんな生活を兵糧攻めにあわされるような物騒なことではなくても、逃げない心で、たとえ小さなことでも家庭でナンダカおかしいな、すなおな気持ちを「言葉」に出して語ったら、同じ人間、なぜだか知らないけど世界と言わなくても日本のどこで、誰かの頭にポッと浮かんで来て、そうそう、そうだよねと広がることもある )


われわれは一瞬にして少年から大人になれない、日々の観察や情操なしでは一瞬にして洞察力や思考力が養われるはずもなく、じぶん自身のいま在る瞬間の判断力は、生きている過程(プロセス)の積み重ねにあるだろう。

じぶん自身の一生と同様に、文学史や歴史も常に「現代史」の闘いであるはずなのに、人は驚くほど現在に対して共有感覚が少ない。


他人事のように生きようぜ
政治家も、コワモテの検察・警察も見て見ぬふりで、いつもより動きが鈍くなっていて、もしかして恩恵に預かっているんじゃないのかとささやかれています、ジャニーズ問題、早く手を打ってね





 おっと言い忘れていました。
今さらながら、テレビ局は末期的で不感症。

電波オークションの利権で政府役人に脅され言いなりのテレビ局、その政府役人はアメリカが怖くて言いなりで仕方なかった。
いまも日本はアメリカの占領地、とある評論家が見つけたように言わなくても、歴代の中国王朝で、異民族の元や清のもとに屈辱をあじわった漢民族と同じ気持ちを大人なら、しみじみ感じて、沖縄や政治経済の至るところで、誰でも暗黙で了解していることをなんで今さらに、アメリカ寄りのニュースが垂れ流しのオンパレード。

しかも受信料で成り立っているNHKや、広告の利益商売で成り立っている民放は共に視聴率が欲しくて、大手芸能プロにこれまた言いなりで、こんなもの見る視聴者が悪いのか、マウントされている政府役人やテレビ局が悪いのか、たぶん両方でしょう。
類は類を呼び、自分に似たものを好みます。
みずから好んで、マゾチックジャパーン、優しくいじめて。

ぬるま湯にずっと浸かって居たら、出れなくなって、風邪ひいて、体調が悪くなったら、バスタブに文句言ったり、水道局にでも文句を言いに行こう。
末期的、マッキーと呼んでね。

ごめん、また出てきて、マッキーと呼んでね、よろしく

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