MMT

MMT(Modern Monetary Theory:現代貨幣理論)、一時期話題になった。

まだ、読んでないけど、現代のお金は不換紙幣(金と交換しない)で、お金は単なる借用書、また、お金の発行権を持つ日本のような国はいくらでもお金を発行して、財政赤字でもいいというもののようだ。

これまで、このnoteにいくつかお金にまつわる考えを書いてきた。専門書を読まず、ただ、現象としてのお金を追求することで、お金の本質を解き明かしたいと思っている。その結果が、既に世に出ているものと同じでも構わない。ただ、自分の頭で完全に理解してみたい。

Aが銀行に100万円預けて、銀行はそのうち90万円をBに貸出、そのBが銀行にその90万円を入れて、銀行はそのうち80万円をCに・・・・、100万円しか存在しない通貨が数倍のお金に替わる、いわゆる「信用創造」の説明だ。

昔、教科書で習ったこの「信用創造」という概念についても、否定することから始めている。

研究するキッカケはFXだった。なんだよ、金のためかよ・・・。でも本当のこと。なぜ、ドル円相場が動くのか。

ニュースは全て後付け、政治的不安定、地政学上の問題、原油が、株が・・・ドル円相場が動いたあとに、近くにある要因を探してそこに結びつける。確かにリーマンショックなど大きな要因ではあるけど、それによって、円高になるか円安になるかはわからない。動いた方向がその結果、後は理由をつけ足すだけ。でも、そうじゃない。なにか理由があるのではと思った。

その時に考えたのが、ドルの供給量と円の供給量の違いにより、ドル円相場が動いているのではと。ただ、どうもそれでも説明がつかない。そもそも貨幣の供給量と世界の通貨の量が違う。一体どういうことだ。。。(貨幣と通貨は違います)

とても長い道のりだったけど、あと少しの段階まで来ている。

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