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【#東京地図LT】箱根駅伝100回大会記念 ~山の神たちを振り返る~

みなさんこんにちは!
東京地図研究社、広報販売グループです。

 東京地図研究社では、毎週月曜日にライトニングトークを行っています。
発表5分、質疑応答5分の計10分間の持ち時間です。発表内容は、地図やGIS(地理情報システム)、プログラミングに関することなど普段の業務に関係するものの他に、趣味と絡めた時事ネタなど、とてもバラエティーに富んでいます。
 今回のnoteでは、先日の発表から1つご紹介します!元陸上部、東京地図研究社駅伝同好会部長のTさんが箱根駅伝の「山の神」について発表しました。


1.箱根駅伝について

 箱根駅伝は、正式名称を「東京箱根間往復大学駅伝競走」といいます。1920年から始まり、今年は第100回の記念大会となっています。関東学生陸上競技連盟加盟大学のうち、前年大会でシード権を得た上位10校と、10月の昭和記念公園で行われる予選会を通過した10校、そして関東学生連合を加えた21チームが出場します。

東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間を往路5区間(107.5Km)、復路5区間(109.6Km)の合計10区間(217.1Km)で競う、学生長距離界最長の駅伝競走です。

https://www.hakone-ekiden.jp/about/

2.コースについて

 箱根駅伝は、箱根の山越えが有名なように起伏に富んだコースを走ります。各コース様々な特徴があります。

往路:1区    21.3km レースの流れを大きく左右
往路:花の2区  23.1km 各校のエースが登場
往路:3区    21.4km 富士山そして相模湾
往路:4区    20.9km 新たなレース展開に期待
往路:5区    20.8km 最大の難所 山上り
復路:6区    20.8km 一気の下り
復路:7区    21.3km 激しい気温の差
復路:8区    21.4km 追い風が体力を奪う
復路:9区    23.1km 大逆転の舞台へ
復路:10区    23.0km9 人がつないだたすきを胸に

第100回東京箱根間往復大学駅伝競走 コース概要 https://www.hakone-ekiden.jp/course/

東京・大手町を出発し、芦ノ湖で折り返し、そして大手町に戻るというコースは、選手の走り以外にも、沿道の景色の移り変わりをみることも箱根駅伝の魅力の1つだと思います。

2.山の神 3代の系譜

 箱根駅伝といえば、高低差が激しく過酷な第5区を走る「山の神」が有名だと思います。そんな山の神、今井正人さん(順天堂大学)、柏原竜二さん(東洋大学)、神野大地さん(青山学院大学)の記録についてまとめてみました。

今井正人さんといえば「ごぼう抜きの神」、柏原竜二さんといえば「完全無欠の神」、神野大地さんといえば「最速の神」といったように、その走りを象徴するような名前で呼ばれています。箱根駅伝の総合優勝のほか、最優秀選手に贈られる金栗四三杯も受賞しています。
 箱根駅伝での山の神たちと全選手の平均タイムを比較してみました。

記録出典(https://www.ntv.co.jp/hakone/

山の神たちは平均タイムよりも、5分以上速いことがわかります。

3.山の神たちをGIS上で走らせてみた

 ArcGIS Pro(GIS(地理情報システム))を使用して、山の神たちを走らせてみました。参考に全選手の平均タイムも走らせていますが、山の神たちの速さ・山の中でのデッドヒートを演出するために2分先行させて走らせています。

4.おわりに

 いかがでしたでしょうか。山の神たちをGIS上で同時に走らせると、猛烈なデッドヒートをみることができます。2024年の箱根駅伝は1月2日、3日に開催されます。私も選手たちの走り、沿道の風景、楽しみなことがいっぱいです。

 来年も、地図やGISに関するワクワクするようなことを発信していきます。みなさま、来年も東京地図研究社をどうぞよろしくお願いします。

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