11月

誰のことも興味ないと思った
わたしが気を使う相手とは?そんな人いるのかな、わからないや
好きだから態度が変わるのか心理学学んでも確証バイアスから抜け出せないし、偏見も差別も免れられない。
人間を辞めるしかそこから抜け出せないから人間辞めたいな。

Fさんの本しか読むことが出来ない11月に出くわす度、こうして宗教は生まれてしまうんだと思う。
ただの人の言葉なのに、どうしてこんなにも救われるのか、なにが宗教かわかんなくなっちゃうな、宗教なんて絶対ハマらないと思ったのに、心の拠り所にしてしまってる、よくない、こんなこと、意味がわからないけどただ読んでいたい。
何も無理しない、目標もかかげず、嫉妬や恨みも、比較や羨望や憧れとかなくて、感情が揺さぶられたりせず、暖炉の炎みたいに揺れている感じ、ただそこに存在するだけの気楽さがいいんだな。ただ生きている、生きていることに意味を見出さず、意味なんてないよと真実を認めるその態度が安心する。

人の役に立つため、金を稼ぐため、みたいな意味を無理して見出すこと、意味があるはずと探し続けること、意味があることがまるで当たり前だとでもいう状況がわたしにはとても辛くて、本当はない埋蔵金をみんな躍起になって、ヤケになって探してるみたいで、そんなのやめなよって思う。ないんだからやめなよって思う。期待せず、ただじっと諦めて生を消費すること、消費するならせめて自分が納得する形で消費しようとする態度がいい。

でも、その納得する形が人の役に立つためだったり、金を稼ぐってのなのかな。その人なりのそれなのかな。だとしたらそんなことにわたしは口を出すべきではないな。

電気毛布のあたたかみを、あなたが残していった温もりに勘違いする朝

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