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【資格の合格体験記】建設業経理士検定試験2級の合格報告|Tomoさん|社会人勉強コミュニティ

こんにちは!

コミュニティメンバーのTomoです。

2023年11月に建設業経理士検定試験2級に合格しましたので、ご報告を致します。


1.学習・受験状況

  • 資格・試験名:建設業経理士検定試験(2級)

  • 受験日:2023年9月10日(日)

  • 勉強時間:約70時間

  • 勉強期間:約2.5か月

  • 受験回数:1回

  • 受験費用:7,120円

  • 使用教材:いぬぼき (inuboki.com)・過去問題集(TAC出版)

  • 勉強前の状態:簿記2級取得済み(2023年6月末)

  • 試験前の状態:過去問で合格点(70点)以上を安定して取れるようになっていた。

以下、合格証明書を添付します。

2.受験理由

簿記2級を勉強時に使用したサイト(いぬぼき)に建設業経理士検定試験の概要が載っていたので見たところ、主に工業簿記の範囲と共通する部分が多く、これまでに勉強した知識を生かして簿記2級とのダブルライセンスを狙えることから、受験することを決めました。

また、簿記2級を6月末に取得しており、9月の試験日までに丁度いい勉強期間だったことも大きいです。

そもそも建設業経理士検定をあまりご存知では無い方もいらっしゃると思いますので、概要を載せておきます。

【建設業経理士の概要】

公共工事の入札に参加するためには、国から許可を得た建設業者が客観的な審査(経営事項審査)を受けなければいけません。経営事項審査では、建設業者の状況を様々な観点から評価し点数を付けますが、この点数によって受注できる工事の規模などが変わってきます。この審査事項の中に「建設業の経理に関する知識や能力のある人間が会社にいるか?」という項目があり、その人数などに応じて加点される仕組みになっています。なお、加点対象は2級以上となります。

3.試験の感想

・試験問題について

大まかな部分は、過去問で出題されたような形式の問題であり、スムーズに解くことができました。しかし、合格率抑制(平均40%前後)や満点防止のためか、数問は過去問で出題されなかった問題もありました。

・会場について

試験会場が西武線の江古田にある武蔵大学でした。このあたりは、行き慣れてないので、早めに到着するように計画しました。受験番号に記載された教室が入口から少し離れていたので、早めに到着しておいてよかったです。

また、試験が12:00~14:00であり、食事をするタイミングを悩みました。私は早めに到着した教室で軽食を食べてから試験に臨みました。もし、食べていなかったら、空腹で試験に集中できていなかったと思います。

4.合格に向けて意識したこと

・手を動かす

数学の勉強と共通しますが、実際に問題を解くことが重要です。時間が取れないと、問題を解かずに解説を見て済ますこともあると思いますが、これでは解答力が付かないので、オススメしません。

間違えた問題も解説を見てから、再度解くことをしました。時間は掛かりますが、これがベストなやり方かなと思います。

・割合計算

金額を与えられた条件で按分することが多いので、割合計算が苦手な場合は、その分野の復習も入れながら、学習を進めた方がいいと思います。

・電卓入力を丁寧にする

割合計算が多いので、電卓入力の機会も多いです。割合計算をミスしてしまうと、その後に計算する金額も間違ってしまうので、入力は丁寧に行うようにしました。

・ミスの分析

どの試験にも共通しますが、自分がどんなミスをしたのか、振り返ると後々実力が上がってくると思います。

5.勉強方法で上手くいったと思ったこと

最初は、早く解くことを意識したあまりに電卓入力ミスで失点することがありました。簿記検定だと時間が足りないので、早く正確に計算することが必要ですが、この試験では時間に余裕があるので、そこまで焦る必要はないと思います。電卓入力を丁寧にしたことで、過去問演習を重ねるたびに点数は少しずつ上がっていきました。

また、失点した際にどんなミスをしたか振り返りました。私の場合は、ケアレスミス(電卓入力ミス)・知識不足が主なミスだったので、同じミスを繰り返さないことを意識しました。

6.勉強方法で改善したいと思ったこと

基本は上記の方法で上手くいったので、この方法を続けてみようと思います。

レベルが高い方法ですが、わからない人向けに説明できるようになることもいい方法かもしれません。YouTubeで実際に手元で問題を解きながら、解説している動画があリます。問題文のどこに着目するか、計算を速くする方法などを言いながら、受験者目線でスムーズに解答している姿を見て、講師の方のすごさを目の当たりにしました。ここまでのレベルになれば、満点を取れたかもしれません。

7.具体的な勉強方法

いぬぼき(webサイト)

各章ごとに講義と問題があり、講義を見た後に問題を解いていました。基本的な仕訳問題から試験で出題される実践的な問題まであり、このサイトで本番レベルの問題を解ける力を付けられました。

・過去問題集(TAC出版)

過去12回分の試験問題があり、古い試験問題から順に解いていきました。基本は「いぬぼき」で解いたことがある問題だったので、正答できました。しかし、精算表(第5問:30点分)は最初の頃、問題文で与えられた仕訳(決算整理仕訳)を間違えていました。

8.試験直前にやったこと

・過去問演習

試験1か月前から、順番に進めていきました。各試験問題を解いたままにすること無く、解答・解説を確認し、次回以降に同じミスをしないようにしました。

・間違えた問題の総復習

過去問演習で間違えた問題にチェックを付けていたので、その問題を解きました。1回で正解できる問題もありましたが、2回・3回と間違える問題もあったので、正解できるまで繰り返し解きました。

・精算表問題の解き直し

精算表の問題は計算が連鎖しているので、1箇所ミスをするとその後の金額をすべて間違えてしまいます。時間は掛かりますが、決算整理仕訳や電卓入力を丁寧に行うことで、ミスを徐々に減らすことができました。

9. オススメの学習アイテム・アプリ

オススメは簿記関係の無料サイトです。情報の取捨選択が必要ですが、無料で有益な情報が入るので、とてもいい時代になったなと思います。

最新の過去問は、過去問題集に収録されていなかったので、「TAC」のサイトで仕入れました。

また、簿記2級を受験した際には、ふくしままさゆきさんの動画やCPAラーニングの問題を利用していました。市販の参考書や有料のコンテンツ・予備校もありますが、ネットを探せば、無料でいいコンテンツがあるので、自分に合うもの探してみてはいかがでしょうか。

10.これから受験する方へ

簿記2級を合格された方であれば、スムーズに学習することができると思います。建設業独特の勘定科目をいくつか覚えなくてはいけませんが、試験範囲や出題形式は共通する部分が多く、簿記2級の知識を生かしてダブルライセンスを狙えるので、ぜひ挑戦されてみてはいかがでしょうか。

私は、電気・通信分野で建設業に携わっており、勉強してきた簿記の分野と交わる部分なので、今回の勉強は、仕事でも生かせる知識になったと思います。

11.次にチャレンジしたいこと、取得したい資格

工事担任者(総合通信)

通信工事(内線工事)の資格です。総合通信を取得することで、制限無く施工することができます。

電気通信主任技術者

通信事業者向けの資格です。工事担任者(総合通信)を取得すると、3科目中1科目の試験が免除されます。工事担任者に合格したら、挑戦してみようと思います。

基本情報技術者試験

少し前はITエンジニア向けの資格でしたが、最近は利用者向けにもなっているので、いずれ挑戦してみようと思います。

以上、参考になれば幸いです。 ご覧いただき、ありがとうございました。

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