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今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる

最近ハマっている曲。

オトナなタイトル。

隣の恋は青く見える2の挿入歌として使われて耳に残ったのです。

4年以上前の曲だけれど、これ以上ないほど番組にピッタリだったと思う。

ところで間違いじゃない一夜ってなんだ!?

てかどういう状況でこのセリフを言うのだ!?

ヒマな私は歌詞を見て考えてみました。


失恋したばかりの男とそれを慰める女。

彼女は男に好意を持っている。

2人はその夜パーティーでキスをした。

男にとっては感情に流されてしてしまった事故。

彼女にとってはチャンス。

でも彼女は誘惑しない。

ここで彼女が「今夜だけ間違いじゃないことにして」と口にするならまだ分かる。

でも彼女はこう言う。

『今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる』

してあげる!?

ここに違和感がある。

キスを間違いじゃなくするには、恋人になるしかない。

つまり「今夜だけ恋人になってあげる。あなたがそれを望むなら」と彼女は言っているのだ。

自ら選択せず、あくまで男に選択させようとしている。

男がもし自ら彼女を選んだなら、自らに責任を取らなければならない。

一夜だけで終わらない。

彼女の狙いはそれだ。

今夜だけで終わらせるつもりは毛頭無いのだ。

だから誘惑しない。

だがそれを知ってか知らずか、男は彼女を選ばない。

ずっと割り切れないままでいる。

一方彼女は彼の一歩を期待しすぎている。

グラスを飲み干せないままでいるのはそのせいだ。

なお彼女は少なくとも「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」と3回言っているので、この上から目線が男が割り切れない理由になりつつある。


そんなストーリーだと妄想してみた。

オトナの恋愛って最高だ。

アラフォーだってキュンキュンしたい。

新しい恋愛リアリティショーを探そう。

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