気持ちを押さえつけて歩いている【卒業旅行#21フィンランド】
ヘルシンキの街を巡るとき、無意識に出来るだけ気持ちを押さえつけている自分に気が付く。
「私、今、ヘルシンキにいる!」と思うと、どこにいても途端に気持ちや記憶がぶわあとあふれてきて抑えきれなくなってしまうためだ。街の、見覚えのある風景を見て「私、今」となりかけるたびに「おっと」、と思考を止める。
私は、こんなにも自分の感情に揺さぶられる人だっただろうか。
友人の母宅でゆっくりとすごす
フィンランドの友人の母の家に泊まっている。
友人の母からは昨夜眠る前に「私は8時半くらい