花澤島交通386号車の修正後の話。
はじめに
本記事は完全フィクションです。
それとリンク先の記事を読んでもらわないと話がさっぱりわからないのでご注意ください。
本題
以前、「31日間バスを上げる」という企画で紹介した、「花澤島交通386号車」。
その本車の記事の中で、こんな事をジブンは書いていたのです。
そう、施工ミスを約19年引きずっていたという事なのです。
詳しくはリンク先の記事を読んでもらえばわかりますが、2012年頃に塗り替えてミスは修正された訳です。
記事の中では修正前の姿を紹介していたのですが、今回その修正後の姿の写真が見つかりました。
というか、撮ってきました。
それがこれです。
修正後の姿
これがその修正後の姿。
今日、ちょうど彼礎港にポツンと駐車していた所を撮影したもので、後方にも桃色の強調ラインが入っているのがわかります。
現在は延命処置が施されていて、東京や大阪の規制区域にも乗り入れることができるという長生きな一台。
この日は団体名プレートを確認すると花澤島発着となる何かの研修運用だった模様。
参考までに比較画像がこれ。
修正前との比較
上はある日、珍しく地元の濃渡市へやってきていた時に撮ったと思われるもの。
日付は2012年8月3日。
バス協会が発行したハートマークステッカーがすでについているのがわかります。
そして確かに強調ラインが赤色で、桃色ラインが変な位置に入っているのがわかります。
他の車両はどうだったのか
塗り替えは1991年~1995年頃にかけ、当時の花澤島交通所属貸切車の中に施されていたらしく、当時の雑誌や資料を漁ると「1992年時点で僚車の343号車が新塗装になっていて、386号車は旧塗装のまま」という1枚を発見。
よく見てみるとアクセントラインはこの時から正しいものになっていました。
そしてさらに資料を漁ると、「2006年頃、同時導入の387号車がミス仕様のままで貸切運用に入っている」というものも発見。
ここから推測するに、どうやら1993年頃の施工車だけがミス仕様に塗り替えられていた模様。
ちなみに387号車はミス仕様のまま、2018年頃に廃車された模様です。
おわりに
実に興味深いことがわかった今回の386号車の件。
記録とは役立つものなんですね。
ではこれで終わりにします。
ありがとうございました。
[2023.3.20]旧「バスごと。」マガジンから「トマさん雑記帳」マガジンへ移行しました。
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