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失敗の恐怖"アティキフォビア"の克服④克服法その2

前回の「失敗の恐怖"アティキフォビア"の克服③4つの克服法」では、
・アティキフォビアの影響と結果
・アティキフォビアを克服する4つの方法

をお伝えしました。


失敗の恐怖は、"アティキフォビア"と呼ばれていて、仕事やプライベート、人生の目標やゴール達成に対して大きな障壁となります。しかし、思考、感情、行動を妨げるアティキフォビアにしっかりと対処をすることによって、より肯定的な計画性、集中力などを身につけることができるのです。

今回もアティキフォビア(失敗の恐怖)の克服法をご紹介していきましょう。

最高のシナリオと対策を考える

アティキフォビア(失敗の恐怖)によって、大きな失敗をしてしまうパターンを持っている人は、その恐怖や不安を思考と行動で表現しないように、つねに最高のシナリオと対策を用意しておく必要があります。

具体的には、紙やスマホのメモなどに2つの列を作り、1つは最高のシナリオ、もう1つは緊急時の対策を記入していきます。

もしもアティキフォビアに陥ったら、繰り返し用意した紙やメモを確認し、最高のシナリオを意識して自己評価を高め、どうにもならない時は緊急時の対策があることを心に留めておけば、アティキフォビアの緊張を緩和させることができるでしょう。

「失敗しても良い」という考え

人はアティキフォビア(失敗の恐怖)に陥っている時、脳の扁桃体という部位が優位に働いている状態となります。その際、扁桃体優位な状態をシフトするために、自分自身にシンプルな質問をしてみましょう。

失敗で何か得られるものはないか?
失敗によって命を落としてしまうか?


ほとんどの場合、失敗によって得られるものもあるでしょうし、命を落とすことはないでしょう。反対に、いくら考えても得られるものはなく、命を落とす危険性がある場合、そのタスクや行動をするべきではないという判断ができます。

自問でアティキフォビアと向き合う行為に最初は戸惑うかもしれませんが、繰り返して慣れていくことで、目標やゴール達成に向かって前進し続ける自分を見出すことができるはずです。

成功体験を積み重ねる

成功よりも失敗についてよく考えてしまうのは、失敗をより強く覚えるという脳の機能によるものです。それを払拭するには、成功体験を積み重ねることがポイントになります。

より簡単に成功できることを探して、それをクリアする度に、「やった!」「成功!」と声を出して自分を褒めていきましょう。

「自分には簡単に成功できることが何もない」という人は、
・朝起きることができた
・いま呼吸ができてる
・歩くことができた
・ご飯を食べることができた
・横になることができた
あらゆるできる行為で「やった!できた!」「成功!すごい!」と言ってもOKです。

つづく

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