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「uni-ball signo DX」は味方。

 昔からペンで何かを書くという行為が好きだった。でも、いつも自分が書く文字に、少しだけ落胆をしていたし、それと同時に上手い文字を書くならパソコンで打てばいいと、どこかで拗ねてもいた。そんなぼくだが、書くという行為によって救われてきたことは間違いない。文字を書くとき、脳から直結して、言葉が手を伝って、ぞわぞわとペン先から紙に移っていく。そんな感覚を持っていたぼくは、どうせなら文章のみならず、文字ごと書きたいように書くようにしようと思った。世間一般的な上手いとか知らん!!ぼくが良いと思う字を書こうと。文字くらい良いだろうと(もちろん誰かに読めなきゃ意味はない)。そしたらなんだか、自在偏在する文字たちにこそ、自分がいるような気がしてきて、こんな風に感じてたのかって知って、ほんの少しホッとするようになった。そうして、救われてきた。


皆さんは「uni-ball signo DX」を知っているか。

書きまくってきたぼくがたどり着いた一番思い通りにかけるペン。それが、uni-ball signo DXだ。好みは0.38だ。書き味が滑らかであり、ちゃんと紙に引っかかりながら、紙の表面を微かにエグるような感覚(実際紙表面は普通)、そしてかすれることなく、頭の中を邪魔しない素晴らしい作りのペンなのだ。どんなに暴れ狂った自在な文字を書こうとも、細く綺麗なその線が、文字を文字たらしめてくれる。好きなペンがないとお悩みのそこのあなた!おすすすすすすすめしたい。一度書いてみておくれ。

そんなわけで、文章を書いてきたぼくだが、今打っているのは全力でMacBookだ。


だから、好きに選び、好きな時に使い、必要に応じて書くのが良い、打つのも良い。文字とか文章を楽しんだりすることそのものが好きなんだ。何にも心理的なハードルなく、自在に味方にして楽しんでいきたい。




読んでくれて、ありがとう。



また。





とまお


いただけた時には、本買います。本を。