とまり木

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健康に関するお悩みを中国医学で解き明かします🔍 /noteで手軽な中国医学入門講座 /Instagram @tomarigi.cafeandtcm ストーリーで日頃の健康情報を配信中! /ご予約、お問合せは公式LINEから https://lin.ee/f4Kjehd

最近の記事

ちょっと気になる「気」の話 3

前回までのおさらい さて、前回の記事では気の作用の一つ目として推動作用を学んできました。 普段気にも留めないような事柄を新しい切り口から見つめるような、 盛りだくさんな内容だったのではないでしょうか。 おさらいとして、気の作用の一覧を貼っておきます。 この記事では、二番目に挙げた温煦(おんく)作用をとりあげます。 (専門内容が多くなったため一部有料とさせていただきます。 無料内容だけでも是非ご覧ください。) 気の温煦(おんく)作用気は体内で様々なものを動かしている(推

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    • 合格おめでとう

      どれだけ年を取っても、人生は選択と決断の連続です。 特に10代や20代の方は、人生の岐路や初めての悩みに直面する機会が多いと思います。 ただでさえ希望する未来に向かって勉強も学校生活も人間関係も部活も、色々頑張りたい時期なのに、よく分かんない症状で悩んでる暇なんて1ミリもないですよね。 とまり木では、西洋医学の診察や検査をきちんと受けて頂いた上で、中医学の観点でアドバイスをいたします。 今の体の状況はどういうものか、どういった原因でその症状が出ているのか、そしてどのよ

      • ちょっと気になる「気」の話 2

        前回までのおさらい 前回の記事では、 気は目にはっきりとは見えないものの、人が健康的に、かつ心穏やかに 生きていく上では必要不可欠なものの一つであること、 また気の作用は以下のようにまとめられることを紹介しました。 この記事では、一番目に挙げた推動作用について紹介します。 (専門内容が多くなったため一部有料とさせていただきます。 無料内容だけでも是非ご覧ください。) 気の推動作用気は目に見えないものですが、体の中で色々なものを移動させています。 気は感情を動かす 人

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        • ちょっと気になる「気」の話 1

          はじめに 元気、気力、やる気、気合い、根気、生気、英気、気持ち、内気、勝気、 気分、天気、大気など、 日本語には「気」とつく言葉が多数存在していますね。 普段何気なく使っている「気」について、中国医学での解釈を紹介します。 気軽に概論 中国医学において気は身体を構成する要素の一つです。 簡単にいうと、次のように表現できます。 そう、気は人が生きていくためには非常に大事なものですが これ!と指を差して目で確認することができないため あくまでも概念として扱われます。

        ちょっと気になる「気」の話 3

          とまり木のうさぎ小屋 vol.5-五臓「肝」-

          こんにちは。ご無沙汰しています。とまり木の見習い相談員のうさぎです。喫茶とまり木のお手伝いをしながら、先生方に中医学を教わっています。 その学習の成果をブログに書いてきて、今回でもう5回目になります。いつも読んでくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いします! 今回は「五臓」シリーズの4回目です。「五臓」には何があるのか覚えていますか? ちょっと目をつぶって思い出してみてくださいね。では答えです。 「脾」「肺」「腎」「肝」「心」の5つを五臓と呼ぶのでした。

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          とまり木のうさぎ小屋 vol.4 -五臓「腎」-

          こんにちは。とまり木の見習い相談員のうさぎです。喫茶とまり木のお手伝いをしながら、先生方に中医学について教わっています。 前回は五臓のひとつ「肺」についてお話しました。今回は五臓シリーズ3回目、「腎」についてお話しようと思います。 腎の働きはたくさんありますが、ややこしいものは後回しにして、今回はアトピー性皮膚炎の原因に関わってくる大きな働きについて書いていきます。 腎・腎臓と聞いて、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか? 西洋医学の腎臓は、血液から余分なものをこし

          とまり木のうさぎ小屋 vol.4 -五臓「腎」-

          とまり木のうさぎ小屋 vol.3 -五臓「肺」-

          こんにちは。とまり木の見習い相談員のうさぎです。喫茶とまり木のお手伝いをしながら、先生方に中医学を教わっています。 前回の記事は皆さん読んでいただけたでしょうか。前回は「脾」の働きとアトピー性皮膚炎との関わりについてお話しました。投稿がだいぶ空いてしまいましたが、今回はまた別の臓器「肺」の働きとアトピー性皮膚炎の関わりについてお話します。 肺、と聞くと皆さんはどんなイメージを持っていますか?西洋医学における肺は呼吸を司っています。中医学における「肺」も呼吸を司る働きを

          とまり木のうさぎ小屋 vol.3 -五臓「肺」-

          とまり木のうさぎ小屋 vol.2-五臓「脾」-

          こんにちは。とまり木の見習い相談員のうさぎです。 喫茶とまり木のお手伝いをしながら、中医学について学んでいます。 前回は、アトピー性皮膚炎の原因について、「湿が溜まること」が多いとお伝えしました。 今回は、その湿が溜まることに関わりの深い、「脾」についてお話したいと思います。 中医学では人の体を「五臓六腑」に分けて考えるそうです。「脾」はその「五臓」のうちのひとつです。西洋医学にも脾臓という臓器が登場しますが、そちらはリンパ球や血球を造ることに関わっています。この脾臓と

          とまり木のうさぎ小屋 vol.2-五臓「脾」-

          とまり木のうさぎ小屋 vol.1-アトピー性皮膚炎について-

          はじめまして。とまり木の相談員見習いのうさぎです。 喫茶とまり木のお手伝いをしながら、先生方に中医学を教わっています。 「中医学」という単語は聞き慣れないと思います。私も先生方に出会って初めて知りました。中医学というのは、正式には「中国伝統医学」というらしく、2000年を越える歴史を持つ医学です。東洋医学という言葉は聞いたことがあると思いますが、これは中医学の一部分が、日本に伝わって独自の発展を遂げたものとのことです。 私、うさぎは小さな頃からアトピー性皮膚炎に悩んでい

          とまり木のうさぎ小屋 vol.1-アトピー性皮膚炎について-