【朝読書】フリーキャッシュフローに着目する #株式投資
今日は、"個人投資家もマネできる 世界の富裕層がお金を増やしている方法"を読みました。
グローバル投資 7 つのルール
この本は、最近かなり話題になってい米国株だけではなく、もっとグローバルに投資するやり方がかなり詳細に書かれています。
タイトルから気になったので、読んでみましたが、かなりスラスラと読むことができます。
もちろん、自分の知らないところもあるのでそこはじっくりになりますが…
それでもかなり分かりやすくシンプルに書かれています。
そんな中で、グローバル投資にあたって7つのルールがあるとこの本に書かれていました。
そのルールとは、
長期目線を持つ
投資を分散させる
ピラミッド型で積み上げる
投資家の「共通言語」を理解する
理論を知って学術的な裏づけを押さえる
「天」「地」「人」と3つの視点で考える
投資手法を「高度化」する
以上の7つです。
「1.長期目線」については言うまでもなく、個人投資家がプロの投資家と違うメリットとして長期で投資できると言う理由から挙げられます。
「2.投資を分散させる」ことについては、「セクター」「テーマ」「タイミング」の3つを分散させることを推奨しています。
「3.ピラミッド型で積み上げる」は、土台の1段目で保守的に投資をして、2段目や3段目にいくにつれて積極な投資を行うと言うものです。もちろん、ピラミッドの形のように上にいくにつれて金額も少なくなります。
「5.理論を知って学術的な裏づけを押さえる」は、ノーベル経済学賞も取った"現代ポートフォリオ理論"、"ブラック・ショールズ・モデル"、"ファーマ・フレンチ・3ファクター・モデル"について簡単に書かれています。つまり、何かしらの裏付けに学術的な要素を使いましょうってことです。
「6.「天」「地」「人」と3つの視点で考える」では、"天=マクロ"、"地=ミクロ"、"人=投資家"の3つの視点を併せて考えると言うものです。
「7.投資手法を高度化する」は、特にオプション取引について詳細に書かれています。オプション取引については僕も正確に理解できていないので、この際にじっくり学んでみたいと思っています。
そんな中で、僕が今回注目したのは「4.投資家の共通言語を理解する」です。
"フリーキャッシュフロー"の重要性
「4.投資家の共通言語を理解する」で書かれてあったのが、フリーキャッシュフローについてです。
正直、僕はこのキャッシュフローについてどういうもので、その企業を分析する際にどう見て良いかをあまり理解していませんでした。
もちろん、共通言語としてPERやPBRなどは基本的なところなので学んでいますが、この本ではわざわざ取り上げているくらいなので、重要だと言うことです。
それでは、「フリーキャッシュフローってどういこと?」と言うところから学びました。
フリーキャッシュフロー = 企業が自由に使える現金
もちろん、名前からしてそうなのですが、ではこのフリーキャッシュフローはどのように計算するのか?
フリーキャッシュフロー = 営業キャッシュフロー + 投資キャッシュフロー
たったこれだけの計算式です。
どんなものが含まれるのかと言うと
【営業キャッシュフロー】
営業活動によるお金のこと。収入であれば、売上高。支出であれば、原材料費や人件費などです。
【投資キャッシュフロー】
資産の取得や売却でのお金のこと。定期預金、固定資産、投資有価証券などです。
そして、このフリーキャッシュフローが増え続けるグローバル企業が株価が右肩あがりになると評価して、投資する傾向が投資家に多いとのことです。
そして、このキャッシュフロー基準に企業の価値を判断する手法が「割引キャッシュフロー」とのことでした。
つまり、将来にわたって企業が生み出すキャッシュフローを現在価値に割り引いて評価するものです。
どれくらいキャッシュを稼ぐを予想するものですね。
どうやって計算するかというと
n年後の(割引現在価格=キャッシュフロー) ÷ (1+割引率))^n
ただ、この割引率をどうやって出すのかが難しいし、わからないんですよね。
業界によっても様々だろうし、国によっても企業によっても異なるのでここがまだ僕にはわかっていません。
ヒントとしては、中期経営計画を元に計算しているとのことですが、ここはまだまだ僕は学んでいく必要がありそうです。
知れば知るほど、知らないことがどんどん増えて言っている状態で、これこそ複利!?なんて思っている状態です。笑
今日は、ここまでです。
読んで頂いた方は、本当にありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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