【朝読書】坂本龍馬から学んでみる
今日も、"人生最後の日にガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方"を読みました。
坂本龍馬と聞くと、長州藩と薩摩藩を薩長同盟に結びつけためちゃくちゃ豪腕ですごい人っていうのがイメージです。
その生き方はなんとなく知っていますが、その考え方や言葉っていうのはこの本に出会うまで知りませんでした。
前回までは、この本に出てくる5人のうち3人までを読んで読書メモとしてきたんですけど、坂本龍馬で5人目です。
4人目はというと鎖国時代にアメリカタにたどり着いたジョン万次郎ですが、この本の中で僕にはグッとくるものがありませんでした。
もちろん、すごい人生でどういう人だったかを学ぶことができました。
そして、今回坂本龍馬の考え方や言葉でいいなと思った箇所を読書メモとして残しておきます。
龍馬流で読み解く"老子の哲学"
とある塾で、生徒が坂本龍馬をバカにするために「おまんに老子が読めるがか?」と聞き、龍馬が「読めんけど意味がわかる」と言われたものがあります。
人之生也柔弱、基死也堅強。
万物草木之生也柔脆、基死也枯槁。
故堅強者死之徒、柔弱者生之徒。
坂本龍馬流の解釈は、
「人間は生まれたときは、柔らかい体を持っちゅう。死んだらかたくなって動かんようになる。この世のすべての草や木もそう。生まれたてのときは、みんな柔らかくて、ふにゃふにゃしちゅう。死んだら、枯れてかたくなる。だから、なんでもかたく考えたり、えらそうにしちゅうやつは死の仲間ぜよ。実際、そういうやつは、すぐに人を斬りゆう。ゆったりと考えたり、弱い者の立場で考える人間は生の仲間ぜよ。 この『老子』は、本当に愉しく生きるためにはどうしたらええかを書いちゅうがよ」
いろんなことやいろんな物事を知って、知識を身につけたりしていくとどうしても知識を話したくなります。
その時に自分が知っているから偉いみたいな感じで振る舞ってしまった経験が僕にはあります。
でもこの龍馬の考え方からわかるようにそれって全く偉くないし、本当に賢い人は同じ立場でもっと柔軟に考え、相手の考え方や知識に寄り添って考えて話していますよね。
常に自分の考え方がを柔軟にスポンジにのようにしておくと、本当に楽しく生きていけるし、自分も周りもハッピーになれるってことかなって僕は感じとりました。
龍馬はハッピーな人だったんだろうな・・・
「スポンジのように常に柔らかく」
これを龍馬と老子から学びました。
龍馬の言葉
この本の著者が、坂本龍馬の言葉で一番好きなものをピックアップして書いてくれていました。
「なんの浮世は三文五厘よ。 ぶん、と屁の鳴るほどにやってみよ」
(たかが人生、びびらずに、ブンと屁の出るほど思いきり生きてみろよ)
この言葉最高じゃないですか?
こんな言葉を残せるなんて、龍馬の生き方と思い切りのすごさ、行動力があるからこそめちゃくちゃ響く言葉です。
思いきり生きてみるって難しいですけど、それでもどうせいつかは死ぬんだから、やりたいようにやって生きてみなよって言われているように思えました。
ではそんな僕は「思いっきり生きているか?」と考えてみたら、「まだまだだ」って感じですね。
ただ、この言葉は著者と同じで僕も好きになりました。
坂本龍馬の言葉で出会えただけでも感謝ですね!
以上、今日はここまでです。
読んでいただいた方はありがとうございます。
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