MANGA PROJECT⑥|校長先生にプレゼンしてきた
「漫画を読まずに勉強しなさい」の一言を、この世から無くす漫画プロジェクト
ここでは、彼らが、プロジェクトを始めてから、その実現したい世界に向けて走り続けるストーリーを残していきたいと思います✨
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テーマ
校長先生にプレゼンをしてみた
「なんで、あの校則やルールがあるんだろう?」
「受ける側の学生は理解していないことがほとんどではないか?」
そう思って、日本の学生生活を過ごしてきた人は多いのではないだろうか?
今回は、漫画という切り口から、「朝読書なのに、漫画が禁止されているのか?」「そもそも、朝読書自体が、学生に必要性を感じられてないのではないか?」を、直接校長先生に聞いてきた
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校長室に入る前の2人
「あ…緊張やばいっす…」「あーも、話飛びそうぅ」
自分が高校生の時でも、校長先生にプレゼンするとなったら手が震える。
そんな気持ちの中、”ガチャッ”と、扉を開けた。いよいよはじまる
席について、いきなり、「今回、私達は・・・」
私の心の声:「ええええ、自己紹介せんのかーい笑笑」
そこから、早口気味に自分達のプレゼンを進めていく。
まずは、自分達が取ってきた109人分のアンケート結果で、漫画と教育に関する情報を共有していく
校長先生の反応がいい!
そして、本題の朝読書へ展開
奥の青年:「朝読書では、〇〇人が……」
(私の心の声):「あ…朝読書にフォーカスあてた理由飛ばした笑」
手前の青年:「少し、目的をお伝えしてもいいですか?!」
(私の心の声):「ナイス戻し!!」
そこから最後の提案。
「現在、居眠り、予習、おしゃべりなど、15分の朝読書の時間が有効に学生に使われていません。ここでの一番の問題は、学生に自身が、”なぜ、朝読書の時間があるのか?”を理解していないところにあると思います。だから、今回、お試しで一週間の漫画ウィークを設け、多くの学生が手に取りやすい漫画を導入することで、各人が朝の読書の習慣を身に付けたり、朝の読書の在り方について再考する機会になるのではないでしょうか?」
校長先生の回答
既存のルールを、ルールを受ける側が理解できていないことが多い。結果、暗黙の了解や、教師が押し付けた形になってルールが、そのまま残っているんじゃないかって思うんです。それが、生徒からの不満に変わっていく。だから、すごくこの案に賛成です。私も、はじめて漫画を手に取った日から、漫画から沢山のことを学んできましたから笑
校長先生続けて、
私がルールを変えることもできます。ですが、それでは、生徒にも教師にも学校のためにもなりません。だから、まずは、お2人の周囲の学年の先生にプレゼンをして説得し、クラスや学年単位で試していきましょう。私は、生徒と教師が共に、学校を良い方向へ変えていって欲しい。その説得の中で、困ったことがあれば、その時は私がサポートしますから笑
(私の心の声):「校長先生、最高すぎませんか?」
こうやって、校長先生とのプレゼンを終えた2人は、ヘロヘロでした笑笑
2人の感想は、
楽しかったです!どの先生もしっかりと向き合ってくれてめちゃよかったです!そして、僕達に向き合ってくれたことと今まで自分達がやってきたことがこのプロジェクトを知らない人に見てもらえてその上めちゃ褒めてくれたりしてとてもうれしかったです。驚いたのは、どんどん変えていこ!って言う先生たちが意外と多いことに感動しました!そして生徒でも案外頑張ればいろいろなことが変えれるのかもしれないって実感できてとても感動しました!
とにかくやってよかったって言う満足感が凄いです。一歩踏み出さんと変わらないっていうのを改めて実感しました!先生達が意外にも協力的で、驚きましたし、何よりもこちら側の意見に近いということがわかって先生も人間なんだなと感じれたことが嬉しかったです。驚いたことは、案外動き出したら協力的な人が多いなと感じました。その為にも説得力は特に大事で人の心を突き動かす「なにか」を挙げるだけで全然違うものに成し得るなと気付かされました。これから機会があればズバズバ切り込んでいける様な人間になりたいなと感じました!
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何もない所から9月に始まったプロジェクト
あの時は、「これ、いけるのか…」と思っていましたが、ヒトの成長や可能性は無限大だなと。
これからも、高校生は走り続けます
次回に続く…
By マエダリュウセイ(プロジェクトメンター)
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