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♯5アトピーが子供に遺伝しないためにやったこと。腸内細菌にヒント?

過去に重度のアトピーを経験した私ですが、現在二児の母として毎日アトピーを忘れるくらいママ業に奮闘しています。
そんな私も出産には大きな決断と時間が必要でした。一人目の妊娠には、特に慎重になっていました。

自己流ですが、私が妊娠中に気を付けていたこと、やっていたことをご紹介したいと思います。

もし自分の子供がアトピーだったら?


当たり前ですが、アトピーの人なら絶対に考えるであろうアトピーの遺伝。
私も自分が経験したがゆえに、自分の子供がアトピーだったらと思うと正直育てていく自信が持てなかったです。

自分の経験したしんどさを世界で一番愛する子供が味わうとしたら・・・
そして自分の母のように子供のアトピーに寄り添うことができるだろうか・・・

なかなか決断できませんでした。

母に自分が元気なうちに子供を生んでくれと言われたことがあります。
元気なうちなら自分も手伝ってあげられるからと。
それくらい母も心配していたと思いますし、きっとみんなが私の子供はアトピーをもって生まれてくるだろうと思っていたと思います。


決断できた理由はわからない

結局何が決め手になったのか分かりませんが、自然と子供を生もうと思える日がやってきました。
きっと周りの友達の赤ちゃんを目にする機会が増えて、純粋にかわいいな、生んでみたいなと思ったから自然と決断できたのでしょう。
2年も悩み続けていたのに、自然とそんな気持ちになれたのも不思議なものです。

幸いすぐに妊娠はできたのですが、遺伝についての心配は日に日に募るばかりでした。

食物アレルギー

アトピーそのものもそうですが、私は食物アレルギーもたくさん持っています。
特に鶏卵はアレルギー数値が測定できないほど高く、食べると大変なことになります。今も揚げ物の繋ぎで使用しているもの以外、全て除去して生活しています。
アトピーもそうですが、自分の子供が、米、小麦、卵、乳製品全てのアレルギーをもって生まれてくるのではないか。食べるものがなかったらどうしよう。正直アトピーより食物アレルギーの方が不安だったかもしれません。

色々な考えや諸説があるのですが、私がしたことはアレルギーになりやすい食材はあまり摂取しないというものでした。
卵はいつも以上に口に入れないように注意し、そうめんなど大好きな小麦も控えるように。
とにかく卵・小麦は気を付けていた記憶があります。
アトピー治療には答えがないし、何を信じるか人それぞれの世界なので、これが正しかったのかはわかりません。
ただ私は『妊娠中アレルギーになりやすい食べ物をたくさん食べたら、赤ちゃんがアレルギーになる』という考えを信じていました。
出来るだけアレルギーの発症リスクの高いものはお腹に入れたくなかった。そんな気持ちでした。

アトピーと腸の関係

私は脱ステにより大阪の淀川キリスト教病院に2回入院歴があります。
そのため、2回の入院の中で同じアトピーに苦しむ人と何人も出会いました。
人生で最大の悩みを共有できる。これは本当に励みになりました。皆さん沢山苦労されていて、様々な薬や民間療法を経験した人ばかり。貴重な情報を沢山いただけたと思います。
その中で、『ビオチンによりアトピーが改善した』という話が自分の中に引っ掛かかったのです。
長年アトピーを患っていると皮膚の問題だけでない・・
腸とアトピー。この関係に妙に納得できたのです。


妊娠中毎日飲み続けたアルベックス

乳酸菌生成エキスアルベックス

私は妊娠中自分の腸内環境を整えるべく、乳酸菌生成エキスアルベックスを毎日かならず飲むようにしていました。
全国2,500件以上の医療機関で、 医師のアドバイスの下販売されている医療機関専用の乳酸菌サプリメントになります。
腸とアトピーが深く関係していると考えていた私は産院の病院で扱っているサプリメントの中から、迷わずこのアルベックスを選び飲むことに決めました。
一月8,000円くらいしたので、お値段的にはきつかったですが・・・
(本当は今も飲みたのですが、金銭的な理由で2回の妊娠中のみ服用していました。)

乳酸菌は与えるのではなく、育てる

自らの善玉菌を育てていく。このサプリメントの素晴らしいとことはここにあります。わかりやすく書かれているサイトを引用します。

プロバイオティクス(生菌・ヨーグルト)とは違います。
 乳酸菌生成エキス「アルベックス」は生きた乳酸菌ではなく、乳酸菌の分泌物(乳酸菌が作り出したエキス)と菌体物質(乳酸菌の細胞物質)です。この乳酸菌生成エキスは、「バイオジェニックス」という乳酸菌の新しい分野に分類される機能性素材です。

相性に関係なく、体内細菌を育む。
 体に良いとされる生きた菌を体内に摂取しても、『通過菌』として便とともに排出されてしまう可能性が高いという研究があります。一方、乳酸菌生成エキスに代表されるバイオジェニックスは乳酸菌が分泌する有用成分を摂取するという考え方です。この有効成分は、相性を問わず、体内でナワバリとなって乳酸菌などの体内細菌を育み、体内細菌の種類・総量・バランスをととのえるサポートをします。

株式会社ビーアンドエス・コーポレーション

母親の腸内細菌は子供に遺伝する

と言われています。
お産により、赤ちゃんが無菌状態から産道を通る際に腸内細菌が母から子へと受け継がれるのです。
母親にいい腸内細菌があれば、子供にいい腸内細菌を送ることができます。
「腸内細菌は母から子への贈り物」。妊娠中の腸内環境を整えるということがとても大切なのです。

現在子供はアトピーではないけれど・・

妊娠中の行いが功を奏したのかはわかりませんが・・
今のところ二人ともぷるぷるのとてもきれいなお肌をしています。
下の子は不安的な時期もあり、アトピー因子は持っているんだろうと思っていますが、もし3人目を妊娠したら同様の対策をとると思います。
また出産後、私の体質が変わりアトピーが大きく改善しました。
産前はトイレで苦しむくらいの便秘持ちでしたが、産後は完全に便秘が解消されたこともアトピー改善に関係しているのではないかと思っています。


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