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クィア・アイにはまってる話

Netflixに入ったので、年末年始はストレンジャーシングスを一気見しようと思っていた。

でもなんか気乗りがせずに、『クィア・アイ』を延々と見ていた。

見た事ない人は、おもしろいから見て欲しい。

ファッション、料理、インテリアデザイン、美容師、カウンセラーといった各分野のプロでセクシャルマイノリティの5人組男性が、依頼人と一週間過ごして変身させるという番組である。

なんか、リアリティとかドキュメンタリーってはまっちゃう時あるよね。

私はあんまり漫画を読まないんだけど、エッセイ漫画だけやたら読んでた時があった。

物語を読む場合だと、舞台設定や伏線などなどに気を使って読む必要があるけど、ドキュメンタリーやエッセイ漫画は現実に即してるからどんでん返しとか起きないから安心して読めるし、そして好奇心も満たされるよね。

Youtubeで延々とハリーポッターの映画撮影のNGシーン見てた事もあったな。
なんか物語にのめり込む体力がない時に、こういうメイキング映像やドキュメンタリーって癒されるよね。

『クィア・アイ』の素晴らしいところは、身だしなみを整えたり、おしゃれな服を着たりする事はセルフケアの一環であると丁寧に教えてくれるところ。
そして、依頼者が大変身を遂げるだけでなく、それまでの人生の葛藤や悩みに寄り添い、自信が持てるように手助けしてくれるところ。
一瞬だけ流行の姿になって大変身!イェーイ!終わり、ではなく、その人が自信をもって自分らしく生きられるよう手伝ってくれるのだ。

周りの人を大切にするには、自分を愛さなくちゃダメだとファブ5は繰り返し言う。
そして、お部屋を片付け、身だしなみを整え、おしゃれをする事は自分を愛する一歩である、と。

自分に自信を持てない人に是非見て欲しい番組だ。

私はファッション担当のタンがいちばん好きだ。
かわいくって、厳しくて、すっごく優しい。

依頼人が自分の中に抱いている葛藤を、私は視聴者として見ているだけだが、だんだんと私の心の中にも小さなファブ5がいる気分になってくる。
部屋をきれいにするのも、スキンケアをするのも、心の中のファブ5が応援してくれてすごく楽しい。

最新のシーズン6を見終わってしまったので、シーズン1から見直している。

私は作品にはのめりこみがちなので、これは全シーズンをbingeし終わるまで他の番組は見れないかも。

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