見出し画像

監督である貴方は何を返している?

ある程度の年齢または職種につくと監理する仕事を経験すると思います。

私も技術系公務員になって1年目から工事を監督することになりました。

工事を担当すると予算、工事の進捗管理、業者や地元とのコミュニケーションなど色んなところで調整が必要です。

その時に私は監督した人に何かを返そうと意識しています。
なぜなら、仕事をしてもらう上で信頼関係が大事だからです。
ましてや相手は現場の職人です。手に職を持ち、年齢がものを言う世界で育った人に現場経験のない若輩者が「言うことを聞け!」と言うのは失礼すぎます。

ちなみに返すと言ってもジュースやお酒は持っていきません。そんなことをすればコンプラ違反で仕事がなくなります。笑

ならば、どうやって返すか。私自身で考えた結論は自己研鑽と関係者との調整でした。

自分も勉強をすることで相手に損をさせず、苦情も最小限にして、住民などの利用者に相手の会社を立てる。それを意識して仕事をしてきました。

相手は「仕事で」言うことを聞いてくれます。こっちも「仕事で」言うことを聞かせています。

ただそれだけでは仕事の範疇をでません。仕事の範疇を出ないと言うことは義務感でやっているので、出来上がる成果に気持ちの乗ったものが出来上がらないと私は考えます。

それは成果を出す上で大きく関係すると思います。

それは上下関係でも同じと考えます。仕事の範疇を抜け出せない上下関係はいずれ限界が来ます。そのためにどう人を監理するかが大事だと思います。

ご飯に連れて行き愚痴を聞くのも一つです。下の意見を上に伝えて実現させるのも一つです。

相手を管理監督する以上、何か仕事内容プラスアルファーでお返しするようにすべきだと思います。

特に私が見ている限りですが、公務員はその傾向が減ってきたような気がします。

指示をした。何度も担当者から聞いた。それで終わり。

それで信頼関係を築けますか?質の良いものができますか?
私は良い質のものができないと思います。信頼関係もできないと思います。

私もそうですが、常に与えつつ助けを求めながら監理をしていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?