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下着好きが妊娠したのでマタニティブラ39着 試着してきた(ショップ紹介編)

妊娠10ヶ月、いよいよ臨月のとめこです。
もういつ産まれてもおかしくないタイミングらしいので、
慌ててマタニティブラのまとめを書きます。

妊娠してから、11つのショップで合計39着のブラを試着してきましたが、
「誰もにお勧めできる最強のマタニティブラ」はありませんでした。
・妊娠中の体の状態は一人ひとり異なるので、「誰もに」なんて言えるものはない
・体の状態だけでなく、重視したい点も人によってさまざま
・マタニティブラはいろんなところで作られてるから網羅できない
そもそもブラジャーそのものに「万人向け」がないので、いきつくべき結論ではありました。

そういうわけでこの記事では、
・マタニティブラを選ぶときのポイント(重視項目の洗い出しと注意点)
・重視項目を踏まえた4ショップ紹介
・授乳期への懸念

この3点でまとめます。

マタニティブラを選ぶときのポイント

前提として、妊娠中にマタニティ用ブラを着用しなければいけないわけではありません。
マタニティブラの特徴は、サイズや肌の変化に対応しやすい構造です。アンダーが5cm以上広げられたり、カップも伸びたり、肌にやさしい素材で作られていたり。
圧迫感を与えないように作られているため、厚みのあるパッドはまず入っていませんし、パッドポケットもありません。
そのため、ブラジャーと胸の間の隙間を埋めることができないので、多少のパカパカは大目にみてください。妊娠・出産が進むとバストボリュームが変わってパカパカが解消することもありますので…!
そして、マタニティブラを購入せず、妊娠前に使用していたブラを使い続ける場合でも、体に負担がない下着を選んでください。

重視される点の洗い出し①~⑤
何もかも希望通りのものがあれば最高ですが、なかなかそうもいかないのがマタニティブラ選びでした。
自分の中で譲れない点・ラインを見極めておくと試着する数なども減らせて楽になります!

①着け心地の楽さ ※妊娠中のブラ選びでは何よりも重視すべき点
 +(メリット):着けているときのストレスがない。体に負担がない。
 -(デメリット):洋服のシルエットを美しく見せづらい。胸に高さが出にくい。
②シルエットの美しさ
 +:洋服のシルエットを美しく見せる。
 -:圧迫感、しめつけの強いものが多い。体に負担を感じる場合がある。
 ※妊娠期間の季節や洋服によっても左右される可能性がある点。冬なら厚着でシルエットもぼけやすくなるが、夏は冬より胸の形が明確になりやすい。「マタニティ用ブラ」では高さのある胸を造形することはなかなか難しい。
③機能性の高さ=授乳が可能
 +:産後も使える。
 -:ブラ自体の美しさは乏しい。
④ブラ自体の美しさ・デザイン性
 +:着用時の高揚感・満足感が強い。
 -:マタニティブラとして売られているものはほぼない。サイズの変化などに対応できる作りになっていない。
⑤価格の安さ
 +:家計に優しい。消耗品として複数枚購入しやすい。
 -:着け心地・シルエット・デザイン性などの満足感は得にくい。

購入の際の注意点
・可能な限り試着する。
・妊娠中期から後期にかけて体型変化が起こる場合もあるので、初期にまとめ買いしない。(特に初期は「カップサイズ+アンダーサイズ」表記のマタニティブラを購入すると後期で使えなくなる可能性もあるため、MLサイズ表記のほうがサイズアップに対応しやすく無難。)(私は後期に1着戦線離脱になりました。)

ショップの紹介

●ワコール マタニティ

・勧めたい人:高くてもいいからとにかく楽で着け心地のいいマタニティブラが欲しい人・妊娠中もブラできれいなバストラインを作りたい人・妊娠中に冠婚葬祭などへの参列がある人・バストサイズがG以上の人
・特徴:ワイヤー入り、ノンワイヤーどちらも複数ラインアップがあり、どれも体に負担を感じにくく作られています。着け心地の楽さを求める人から、シルエットの美しさを譲れない人まで幅広いニーズに対応します。
・サイズ:ワイヤー入りはカップはC~I、アンダーは65~85。ノンワイヤはマタニティM~LL(B70~E85相当)。
・価格:他よりも断然高く、百貨店ではワイヤー入り7,433円~、ノンワイヤー6,264円~
・一言:一度試着してみるのはお勧めです。価格や着け心地に納得できたら1着持ってても損はないと思います。妊娠祝いに買ってもらうという手段も使いたいですね!

●無印良品

・勧めたい人:シンプルなデザインが好きな人・胸を大きく覆われたい人・バストボリュームがある方
・特徴:レースもリボンもギャザーもなし、シンプルなビジュアル。
ベージュのモールドブラ(カップに縫い目のない、いわゆるTシャツブラ)もあって夏は助かります
・サイズ:ML展開で、MサイズはD~F70・C~E75相当、LサイズはC~E80・C~D85相当です。ほかに比べるとゆったりサイズの展開です。
・価格:2,306円(税抜)とマタニティブラの中では中間ラインです
・一言:内蔵パッドが見たことない大きさで、デコルテまでパッドで覆われます。襟ぐりが広い洋服だとブラが見えると思います。
すっぽり覆われたい人にはいいかもしれませんが、洋服着た時も大振りな胸に見えるので、胸を強調したくない方にはお勧めできません。

●アカチャンホンポ

・勧めたい人:価格の安さ重視の人。
・特徴:日本全国に店舗を持つ、ベビー・チャイルド・マタニティ用品のお店です。
マタニティブラ・マタニティインナーの品数はワコール以上。
メーカーは妊婦帯で有名な犬印本舗や、ワコールの子会社のルシアンなので安心感もあります。
・価格:1,300~1,880円と良心的。セールでさらに安くなることもあります。
安いから品質が落ちるということもなく、私が購入したものは10回近くの洗濯機洗濯にも問題なく耐えています。
・一言:店舗にはネット通販に載っていない商品もありますし、試着室もあるので、気になったものはぜひ試着してみてください。
難点は、MLサイズでも許容範囲が狭いようなので、妊娠初期に購入したものが中期以降使えなくなる可能性があります。(安いので買い足しのハードルは低いですね。)
また、専門の販売員はいないので、自分でサイズが合ってるかの判断をしなければならないのと、別のサイズを試着したいときに試着室の外に出ていかなければならないのです(これは地味に面倒…)。あらかじめ前後のサイズも試着室に持ち込んだほうが手間は省けます。
・サイズ:M~LLサイズ(B~E、70~85)展開なので、Fカップ以上の人は合うものが見つけられないかもしれません。

●モーハウス

・勧めたい人:母乳育児を見越してマタニティブラを選びたい人・肌にやさしい素材で楽な着け心地のマタニティブラをしたい人・日本製のものがいい方
・特徴:授乳服などの授乳アイテムを扱うショップです。直営店は青山とつくばにあり、各地産院やサークルでも販売しているようです。母乳育児を希望する方と相性がいいと思います。授乳服もいろいろあって面白いです。
シンプルな作りですが、布の面積が広いのでぎゅっとした締め付けなく安定感が得られます。
・サイズ:B~E65、B~F70、B~E75、B~F80、B~C85、B90
・価格:3,024~5,184円 素材とサイズによって価格が変わります。
・一言:授乳が始まって胸のハリが大きくなっても十分対応できる設計ですが、産前の私はカップにゆとりを感じました。そうかといってサイズを下げるとアンダーがきつくなるので、産前から体にくっつくフィット感を重視する場合は慎重にサイズを選択してください。

●その他のショップ
マタニティブラと銘打たれたものを試着したのは上記の4ショップのみです。
私の重視項目が「ブラ自体の美しさ」、つまりブラのクールさやセクシーさで、マタニティブラのガーリーさから離れるために探し方の方向性を変えてしまいました!
私が購入したブラについてはこちらで紹介しています。

試着して買えるマタニティブラは、ほかにも、ピーチジョン、アモスタイル、イオン、スウィートマミー(代官山)、エンジェリーベ(水天宮、なんば)などがあります。
(H&Mでも作りがあると思ったらネット通販限定でした…デザイン好みだから試着したかった…。)

着けていないショップの分は、推測になりますが傾向はあるかと思います。
下着メーカーのマタニティブラは、フィット感とシルエットは上々、価格は若干高め(2,000~4,000円)、
マタニティアパレルメーカーのものは、着け心地の軽さと授乳のしやすさ重視、と見ています。
展開サイズや価格などスペックをざっっっくりまとめましたので参考にしてください。
スウィートマミーとエンジェリーベはネットを見る限りでも品揃え多いし、デザインもガーリー一辺倒ではないので、試着しに行きたかった。距離的に行けそうな方は教えてほしいです。


ショップ紹介まとめです。
選択肢が多すぎて途方に暮れますが、
・変化の大きい体に直接触れるものなので、試着できること
・ショップに行くのが困難でないこと(近いショップ)
この2点でまずは探してみるのがいいと思います。
お店に行くことが難しい場合、ネット通販でも購入できるものはたくさんありますが、試せない分失敗のリスクもあるので、販売店やクチコミなどよく調べてからの購入をお勧めします。

未知!授乳期の胸とブラジャー

どんどん成長する胸を守れるブラに出会えてほっとしたのもつかの間。
出産後には新たな未知の世界「授乳」が控えています。
すでに成長した胸がさらに大きくなったり、母乳が出たり、ブラから取り出して赤ちゃんに咥えさせたり、我が胸史上最大のハードワークになるので。
授乳期のブラは、おそらく、カップのやわらかさや母乳パッドのポケットの有無などが重要になってくるだろうと想像します。
今回は、どこまでも産前のブラという見方で選び紹介していますので、授乳を経験して新しい発見や産前ブラの選び方に反省が出ましたら追記します。
授乳後をお楽しみに!

お読みいただきありがとうございます。サポートは記事を練るカフェ代にさせていただきます!コメダのたっぷりミルクコーヒーが好きです。