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代表ウィーク明け、進化したマンチェスターシティ

2020/10/18 マンチェスターシティvsアーセナル

さて、今回はサッカーについて書いてみようと思います。

昨日開催されたプレミアリーグ第5節マンチェスターシティvsアーセナル

ペップvsアルテタの師弟対決

ペップにとっては0-2で敗れた7月のFAカップのリベンジとなります。

とはいえ状況はその時とは異なっており

シティ→夏の移籍で課題であったディフェンスラインをしっかり補強

アーセナル→司令塔ウィリアンを獲得。アルテタの戦術も浸透しモチベ高

といった状況で迎えた試合となっております。

ちなみにtomはシティ好きなのでシティ視点でのレビューとなりますことご容赦ください。笑



ディフェンスラインの補強が可能にした新たなフォーメーション

さて、この試合特に気になったのがシティのフォーメーション。

解説の渡邉一平さんも「不規則なので気にしない方が良いかも」というくらいの流動的な配置になっていました。

僕の目には

ディフェンス時

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オフェンス時

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という感じに見えました。(合ってるかはわからないですが…)

注目すべきはカンセロのポジショニング

守備時に右タッチライン際で防いだかと思えば、攻撃時にはインサイドに入っていき、細かなパス交換に加わります。

右ウイングのマフレズがラインいっぱいまで張るので、敵陣でのポゼッション時はペナルティの角を取るような動きで中に入っていきます。

スタミナ、インテンシティ、テクニックの要る役割をとても器用にこなしていたと思います。

逆に守備時は中盤にいたロドリが攻撃時にはディフェンスラインまで下がり、中盤にガンガン縦パスを通していきます。

これによりベルナルド、スターリング、さらにはアグエロまでが流動的かつ良い位置でパスを受けることができ、アーセナルの守備陣を混乱させていたように感じました。

そしてこの戦術を可能にしたのが今夏シティ入りをしたルベンディアスとアケ。

この2人がフィジカルでもテクニックでも信頼できるレベルにある為、他ポジションが流動的でも安定していたと思います。

特にディアスは守備時のウォーカーとのコンビネーションが良く、お互いの欠点をカバーできたことが、オーバメヤンの完封に繋がったのではないかと思いました。




圧巻の運動量とゲームメイク。第二のシルバの新たなステップ

第二のシルバって書き方、失礼ですね笑

はい、ベルナルドシルバのことです。

この試合、普段ゲームメイクや決定的な仕事をするデブライネ不在の中でゲームを支配したのはベルナルドでした。

とにかく攻→守の切り替えがめちゃくちゃ早い。

ベルナルドがプレスのスイッチを入れることで全体もそれについていき、前からのプレスを上手く嵌めていました。

アーセナル守備陣は組み立てが上手くいかない時間もあり、仕方なくロングボールを蹴るがウォーカー、ディアス、ロドリが跳ね返し、またシティボールへ。

後半アーセナルにほぼ何もさせない時間がありましたが、それはベルナルドの守備の切り替えが生んだものだと思います。

終盤はおそらくトップに入り、ゲーム終了までプレスを繰り返していました。

この辺りのユーティリティ性も武器ですね。

ダビド・シルバという千両役者がいなくなったシーズン、ベルナルドがどこまで能力を発揮できるかとても楽しみになる出来でした。




敗れたアーセナル。チャンスは作ったが…

アーセナルからしてみれば不運な試合だったかもしれません。

シティのキーパー、エデルソンが当たっており、決定機を防がれました。

特に出来が良かったのはサカかなと思います。

ラインを破ってボールを貰う動きを繰り返していて、実際に決定機にもつながっていました。

残念だったのはオーバメヤン。シティ守備陣の前に何もできず…

しかしこれはシティの守備陣を褒めるべきかもしれません。

負けたとはいえアルテタの戦術も浸透してきているように思えます。

怪我人が増えなければ十分優勝争いにも食い込めそうな気がしました。


さて、書きたいことは山ほどありますが、これくらいで。

今日の夜はフロンターレvsグランパスを観る予定です。

こちらのレビューも書けたら書きたいな~と。

ここまで読んでくれた方、誠にありがとうございます。

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