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昨日、妹と一緒に母の赦しをやっていた。
妹とやった赦しは、最近の母の健康状態の悪さ、弱っていく母に対して思うことをお互いの目線で、洗い出した。

妹は、自分達が家を出たことに対する罪悪感だった。
そして、妹は、母が絶対の存在で、太陽みたいな人であるのに、
弱っていくことへの虚しさ悲しさを感じていた。

私は、健康状態が悪いが、私たちの言う事をきかない母の身勝手さを責めていた。
そして、それは、母によく似た私に対する責めでもあって、
こんな風になってはいけない。
こんな風になりたくない。
母みたいになってはいけないと言っていた。

私は母よりもできている。
母よりも利口である。
母みたいに馬鹿ではない。

私は常に母より馬鹿ではない。
と母と対抗していたことに気づいた。

だけど、母は賢くて、頑張り屋で、
自転車の後ろに乗ると、誰よりも早いスピードで漕いでくれて、
山に登って、いろんなものを採ってきてくれて、
運動神経がよくって、
小さい頃から、憧れの人でもあった。

母は私を褒めてくれたことがない。
いつも私の方ができると言ってくる。
お裁縫を私がやりたいのに、最後までやらしてくれなくて、
いつも最後をとってしまう母。
口癖は「あんたにはできない」
妹には優しくて、なんでもやってあげるのに、
私には、自分でできるでしょ。
あれ手伝って、これやってくれないの?
私には、言ってくる。
妹と姉は、自分達の好きなことをしているのに、
私だけ家のことやらされる。

そして、おさえつけておいて、
やっと自由になったら、
死のうとしている。

だから余計に母に怒っている。
相当怒っていた。
腹立たしい。

私の願いは達成されていないのに
逃げるのか?

いつも強気の母にそう言っている。
かかってこいよ。
答えてほしい。
私に愛が欲しい。
この悲しみはどこから来ているのか。
悲しくて私の心は張り裂けそうだ。

母の悔しさ、私の悔しさ。

赦しへ。




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