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ぼくとそっくりな透明な人たち

どうしようもなく辛い時
どうしようなく苦しくて
逃げ出したくなった時
投げ出したくなった時
自分は一人だって
孤独に苛まれた時

ぼくは空中を見上げて
そこにぼくとそっくりな透明な人たちを見る
その人たちは趣味趣向や欠点までもがよく似たぼくに
必死でエールを送っている
腕を振り一生懸命ぼくを励まそうとしている
そうだ、ぼくは、ぼくとよく似た彼らの中のヒーローなんだ
彼らの中から、とても大変なことが分かっているこの世界にやってきて
大冒険を繰り広げている
果敢に挑戦している

そんなぼくの姿に、ぼくとよく似た彼らは夢を託している
ぼくが夢を叶える物語を、それはもう身を乗り出して全身全霊で応援してくれている

だからぼくは一人じゃないのだ
どんな時も
どんなに自分を否定してしまいそうな時も
必ず味方でいてくれる仲間たちがいる
普段は目には見えなくても
そこにいてくれるのだ

空中を見上げ
立ち直ったぼくを
ぼくとよく似た彼らはまた
笑顔で手を叩いている
それでこそ君だと
今日もまた全肯定してくれている

いつの日か
ぼくも透明になり
彼らの元へ帰る時
きっと仲間たちがぼくを抱きしめて迎えてくれる
その時に言うんだ
いつも見守ってくれて
応援してくれてありがとうと
お陰でぼくは最後まで生き抜くことができた
夢を叶えることができたよと

そして次の仲間に
ぼくもやがて透明な空中から
エールを送るんだ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日もあなたに良いことがありますように♪

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