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失敗から学んだこと

記念すべき第一回目の記事は
何にしようかなと考えました。
ビジネスをしている人の役に立つ情報?
マーケティング?営業術?

いろいろ考えたのですが
どこにでもあるような知識を書くよりも
まずリアルタイムで起きた失敗と
そこから感じたことについて
書いてみようかなと思いました。

「田舎を変えるのは難しかった」

実は1年ほど前から、三重県の伊賀市で大きな
プロジェクトに関わっていました。
「田舎を変えるには、土台をひっくり返す
 システムを入れるしかない」
ということで

田舎全体がキャンパスというテーマの起業大学
設立に向けて動いていました。

どんなものか説明すると
田舎を肌で触れることで感じる課題や可能性
地域の中小企業や地域住民、自治体との
コミュニケーションを通して事業で解決していく
そういった体験とワークと学びができる
実践的な大学を作る。

そこから事業が生まれたり
関係人口の増加
地域の中小企業への採用・M&A
などを通して、地域住民の認知も変わり
田舎全体を変えていく。というものでした。

しかし、結果は失敗
厳密にいうと、今の構想は全て潰すことに。

その原因は「人・派閥」
最も解決したかった田舎の問題の壁
を超えることができませんでした。

約1年かけて大阪と三重を往復しながら
動いてきましたが、それも全てゼロに。
詳しい原因はここでは長くなるので伏せますが。

この挑戦の中で得たものは?

久しぶりの大きな失敗でした。
珍しく1日ほど落ち込みました。笑
動いてきたことが形にならなかったことはもちろん
一緒に動いてきた人との繋がりも失いました。

でも、この1年でいろいろなものを
得ることもできました。

1人で動く経営から、チームで動く経営
とんでもないスピードで物事が実現する体感
自分の執着に気づけたことと、自分の本来の役割
信頼できる仲間

ワンピースで、エースを失ったルフィに対して
ジンベエが言ってました。

「失ったものを数えるな!無いものは無い!
 お前にまだ残っているものは何だ?!」


まさにその通りだなと。笑

過去にも、たくさん失敗してきました!
チームが壊れ、鬱にもなり、個人で借金も背負い
人もたくさん離れて行きました。
この辺はまたどこかで話せたらと思いますが。

でもそんな状態でも必ず1人は
変わらずそばにいてくれる
人や理解してくれる人がいました。

失敗とはプロセスである

人はついつい失ったものばかり考えがちで、
もう手に入らないのに追ってしまったり
ずっと引きずったりと執着します。

確かに辛いけど、そんな時こそ
このプロセスで何を学び、何を得ることができたのか
同じことが起きた時に違う結末を迎えられるような改善
残っているものに気づき、当たり前に感謝する。

失敗することは辛いし悔しいし、恥ずかしいし
周りに「今こんなことしてるんだ」って
話してたことが形にならなかったことで
期待してくれていた人たちにも申し訳ないですが

今の等身大の自分をちゃんとさらけ出して
そんな自分を見てくれて今も変わらずそばにいる
仲間や友人、培ってきた経験を大切にまた次に進む。

結局これが一番大事。
そしたら、また1年後か3年後かわからないけど
必ずこの失敗を回収する出来事が起こる。
その時初めて
「あれは失敗じゃなくてプロセスだったのか
と腑に落ちる。

失敗したり中々思うような形にならずに
四苦八苦してる人も、これを見て
「今はまだ成功へのプロセスなんだ!」
と思ってもらえたら嬉しいです。

三重県でのプロジェクトは形にならなかったですが
ここで培った経験を活かしてさらに
人間的にも事業的にも厚みを増していきます!

一発目から失敗談を語りましたが、次回からは
経営する中での学びや気づきを
記事にしていこうかなと思ってます。

最後までありがとうございました!


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