食の文化を変える(後編)
【食の安全・安心とは…】
2021年のフェイスブックに投稿した物をこちらにアップします。ご覧になられた方も新しく付け加えましたので、復習の意味も兼ねてお付き合い下さい。
では、まいります。
【食の安全…完全崩壊‼️】
去年7月16日のコロナ対策でバタバタしてる最中に、当時の安倍内閣は食品表示基準(内閣府令)の一部を改正し、消費者庁により中食事業者にも関係のある『食品添加物表示のルール』が変更されました。
今回の改正では、食品添加物表示における『人工・合成』を冠した用途名(甘味料、着色料、保存料)及び一括名(香料)について、『人工・合成』の用語が削除されます。
つまり、現在の『人工甘味料』は『甘味料』、『合成着色料』は『着色料』のみの表記になります‼️
更に『遺伝子組み換えではない』や『○○未使用』、更には『無添加』も表記できなくなる可能性があります‼️ちなみに、2024年3月31日まで『経過措置期間』が設けられています。
確か去年も書きましたが【遺伝子組み換えの含有率が5%以内なら表記しなくてもよい】になったばかり‼️つまり、ちょっとは食べてる可能大です‼️
更に驚く事に、知らず知らずの内に『遺伝子組み換え』を大量に取っているかもしれないのを御存じですか❓
以上です。
つまり、ちょうど今月には【表記しづらくなっている】のです。
ざっくり説明しますと、『無添加なら安心なのか❓』→『添加物が危険に聞こえるからやめましょう』という事です。
PDFがありますが、あまりにも細かすぎるのでパスします。
これらの中で最も問題なのは『遺伝子組換え』です。
先述した【遺伝子組換えの含有率が5%以内なら表記しなくてよい】ですが、更に進化を遂げました。
その前に、知人の外国人タレントさんは以下の様に投稿しております。
【食品に含まれる遺伝子組み換え(GM)成分は、消費者に健康上のリスクをもたらさない。「偽科学」に惑わせられないように気を付けましょう。】
私は直ぐ様、反論しました。
そうです、5%では無くなりました。
これまでは、例えば大豆ならキチンと分別(貯蔵タンクから分別し、封印して日本へ輸出)しておりました。
これを『IPハンドリング』→『Identity Preserved Handling』の略で、分別生産流通管理されてきました。
さて、先述した『知らず知らずの内に遺伝子組換えを大量に取っているかもしれない』ですが、例えば醤油は遺伝子組換えを使っている可能性が高い物もあるのです。
なぜか❓
例えば、豆腐・納豆・味噌には表示義務がありますが、同じく大豆を原料とする食品であっても、醤油には表示義務がありません。
また、食用油や甘味料も対象外ですし、家畜の餌も義務が無いのです。食物連鎖が気になりますよね。
しかし、『遺伝子組換えではない』と書かれた醤油はありますよね❓
もちろん、検出限界値であれば可能です。
しかし、この検査には『莫大な費用』が掛かります。
元々安価な遺伝子組換えは安価に、そして【遺伝子組換えではないと明記したければ検査して高価になる】かを我々が選択しなければならないのです。
ただ、悲しい話だけではありません。
例えばオーストラリアはアメリカと異なり、遺伝子組換えを使っていない専門の畑があります。
つまり、混ざらないので年に数回の現地調査で済むのです。
また、アジアでは3%前後の含有率でしたが、段々と下がってきました。ちなみに最も厳しいEUは昔から0.9%です。
ちなみに、EUでは使用不可能な添加物を日本で使っている物もあります。
また、日本でも様々な野菜や果物が品種改良されておりますが、美味しくなるからと言って自然の物を変えるのは如何な物かと思います。
私が幼い頃は、トマトが酸っぱいのは当たり前でした。
何とも『後味の悪い』投稿となりました。
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