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私のまま。

(画像はNetflixより拝借しました)


おこもり生活で、ついにNetflixに手を出しました。
「Queer Eye」っていう番組を観てる方います?
(画像左から)インテリア担当のBobby、カルチャー担当Karamo、フード&ワイン担当のAntoni、ヘアメイク担当のJonathanとファッション担当のTan。各分野のスペシャリストであるゲイ5人組「ファブ5」が、依頼者を素敵に変身させるアメリカのリアリティショーです。
これがね、ただのビフォー&アフターじゃないんですよ。
ファブ5は依頼者が自信をつけて、新しい一歩を踏み出すことを何よりも重視。決して依頼者の「らしさ」を否定しません。例えば普段料理をしない人に、いきなり凝ったものを教えたりしない。好みを聞いて、料理慣れしていない人でも自分で簡単に再現できるようなレシピを伝授します。
「自分のままで、もっと素敵に」そんなコンセプトをひしひし感じます。
そんな彼らからの手ほどきを受けた依頼者は、外見だけじゃなくて中身も変わっていきます。自分に自信が持てなくて引っ込み思案だったり、何だかぱっとしない顔つきだった人たちが、ぐんぐん笑顔になっていく。もう感動もの!
あるエピソードで、ぴったり似合うかっこいい服を沢山用意してもらった依頼者が「自分には身に余る…」とためらっていた場面がありました。ファッション担当のTanが「待って。こういう服が君にふさわしいんだよ。身に余るなんて言わないで。」と優しく力強く声をかけていて、ああこういうところだなあって。
私たちってともすればすぐ自分を卑下しちゃうじゃないですか。特に日本人は謙遜が行き過ぎるというか。それがクセになると、自分自身の価値を低く見積もっちゃう。でも、ファブ5の5人は、自分は自分に胸を張って良いんだよって教えてくれる。自分を過大評価するのとは違う、「自分を信じている」っていう意味での自信を持った人って人としてすごく魅力的で、セクシーですよね。
こうやって変わっていく依頼者を見守る5人は、ほんとに自分のことみたいに一緒に喜んだり泣いたりします。仕事だからっていうのを超えて、すごく「与える」人たちだなあって思いました。「与える」っていうのは、彼らの専門分野に関するアドバイスだけじゃなくて、心のこと。打算じゃなく、その人に対して親身になれる。依頼者のことをちゃんと理解しようって真剣に向き合ってるからこそできること。
私はファブ5みたいに、誰かに対して心から寄り添えてるかな?損得勘定とか、自分が誰かにケアしてもらうことばっかり考えてないかな?
そんな自分を振り返って、彼らみたいになりたいなあと思いました。自分が出来ることを出し惜しみしないところから始めてみようっと。

あと、「もし自分がファブ5に改造してもらえるなら?」って妄想すると、理想の自分が見えてきます。時間がある今、そのイメージに合わせて、セルフ改造してみるのも面白いかも!

とにかく、今はQueer Eyeに夢中な私でした。
皆さんのオススメ番組も教えてほしい~


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