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【POOLO講義】やりたいが加速する。内発的動機を育むための自律分散型な組織デザイン #82



第5回
講義内容:やりたいが加速する。内発的動機を育むための自律分散型な組織デザイン
講師:東京工業大学リーダーシップ教育院 特任准教授 嘉村賢州さん


①ティール組織には「自主経営」「全体性」「存在目的」の特徴がある。

ティール組織の視点から見た「パーパス経営」

②これからは多様性が尊重されるため、オレンジよりもグリーンのフェーズで悩むことが推測される。

ティール組織とは?それぞれの組織モデルをわかりやすく解説

【グリーンの罠】
・ひたすら会議が多い、ひたすら会議が長い
・終わらない多数のプロジェクト
・誰も責任を持っていないアクションプラン
・文化を大事にしすぎる故に異端児が生まれにくい
・上層部との溝が生まれやすい

③組織づくりの主要である「トップダウン型」と「ボトムアップ型」の統合が今後必要になる。

ティール組織の視点から見た「パーパス経営」

④どんなプロジェクトにもソース役(アイデアを実現するために最初のリスクを取る人)が存在する。ソース役は直感が働くが、全体像を捉えるのが苦手なことが多い。

⑤イニシアチブ(行動化されたアイデア)が上手くいかない時は、ソース役が不在しているか、ソース役が惰性的または暴君的。

ティール組織の視点から見た「パーパス経営」

⑥昨今では「自称ティール組織」が増えている。本物のティール組織は、「ティール組織」を売りにせず、「事業内容」や「サービス」を自慢する。
ティール組織の成功事例:株式会社ガイアックス、RELATIONS株式会社

⑦決してティール組織は優秀な人の集まりではない。むしろ、優秀な人しか受け入れないのはティール組織の概念に反する。

⑧ティール組織はまだ全体の1%程度であるため、20〜30年先は続くではないか。その先は予測不能だが、現代では複業もスタンダードになっているため、組織の殻自体が薄くなるかもしれない。

⑨インナーワークの中では「マネーワーク」をやるのがおすすめ。


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