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J.Y.Parkさんのブルブル心揺さぶられる日本語力

NiziUをデビューさせることで今、メチャ有名なJ.Y.Parkさんこと、パク・ジニョンさん。
Nizi Project見てた人も多いはず。

そして、J.Y.Parkさんの日本語力に驚いた人も多いはず。
なんとこのNizi Projectのために日本語を覚えたとか。

ただ、彼曰く、このプロジェクトで使う言葉を中心に覚えたとのこと。
それでもあれだけ日本語喋れればスゴイこと。

あのゆっくりと丁寧にお話しされる日本語、いいですよね。
決して流暢とは言えない日本語なのに、なぜか日本人の心を掴む日本語。

話は変わって、私の大学院時代の話。

当時の先生があのハーバードビジネススクール卒業者でその時の話をしてくれた。

ハーバードビジネススクールでは、クラスで一度指名されるかされないかぐらいの確率らしい。つまり、手をあげて発言しようとしても発言できないことがほとんど。そして、有名な学校だけあっていろんな国から生徒が集まる。

そこではおしゃべり、つまり話が上手いか上手くないかは関係なく、この人いつもすごく良いこと言うんだよなあという人が指名されると、みんなメモを取る準備をすると言うこと。

おそらくだが、生徒の中にはそもそも英語が不得意だった人も少なくなかったはず。
つまり、頭のいい学校の生徒たちは、うわべの「べしゃり力」よりも、その話の内容を見て判断しているということだ。

日本人で英語を勉強している人たちは、ついついネイティブのような流暢な発音に憧れる。だから「ネイティブが教える、、」とか「バイリンガルが教える、、、」みたいな広告にやられてしまう。

でも真に大切な部分は、その伝えようとしている内容がしっかりしているかどうか。芯があるかどうか。

ネイティブや英語を話すことが得意な人は、早口で喋るかもしれないが、あまり英語を喋ることが得意じゃない場合はゆっくりでもいいからしっかりと内容を伝えた方が価値ある伝達ができる。

英語を聴く力はある程度自分で頑張って身につけないとならない。
毎回毎回聞き返すこともできない。
だが、ここほんとに聞き逃したらまずいというところはもう一度話してもらうようお願いすればいい。

あなたがあのJ.Y.Parkさんのゆっくりな日本語にイライラしないようであれば、そういうことだ。内容だ。コミュニケーションするときは、外国語を話すときは、その見た目のカッコ良さよりも話す内容が一番大事なんだよ、という話。

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