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弔い

ある人(Aさんとしましょう)との私信を何気なく読み直してみた。その私信のやりとりはお互いのTwitterアカウントを通して3ヶ月くらいにわたってなされたものだった。気づけばもう7、8年前のもので、昨日のことのように私には感じられた。

おとといくらいに、共通の知人にまつわるびっくりしたニュースがあって、別のメッセンジャーでAさんにそのことを送った。だけど返事はなしのつぶて。

私がほしいときにほしいタイミングでほしいものを与えてくれたAさんは、もうとっくに今はそこにいなくて、どこにいるのかも、なにをやっているのかも分からなくて、

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